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ダイビングしながら働こう!ワーキングスタディの魅力とメリット・デメリット

ダイビングが好きで「この業界で働いてみたい!」と思いつつも、なかなか勇気が出なかったり、または「インストラクターの資格を持ってないけどダイビング業界で働いてみたい!」という方も多くいらっしゃいます。

海が好きで、ダイビングが好きな方は、1度は考えた事があるのではないでしょうか!?

そんな方にオススメなのがダイビングスタッフとして働きながら経験が積める「ワーキングスタディ」という制度。

今回はワーキングスタディの内容とその魅力をご紹介したいと思います☆

ワーキングスタディとは?

まずはこの言葉の説明から始めましょう。

ワーキングスタディとは直訳すると「働きながら学ぶ」。

つまり、働きながら学費や生活費を自分でまかなえる働き方です。

余談ですが、これに似た言葉でワーキングホリデイ(通称:ワーホリ)もあります。

これはビザ無しで海外での就学・就労・旅行などの長期滞在が許されている制度で、オーストラリアでのワーホリなどが有名です。

ワーホリ同様、ワーキングスタディを略して「ワースタ」とも呼ばれたりしていますが、ダイビング業界ではよくある制度で、年々需要も増えてきています。

ワーキングスタディのメリット・デメリット

では、ダイビング業界でワーキングスタディをする上でのメリット・デメリットをご紹介していきましょう。

ゲストとして潜るのではなく「働きながら学ぶ」という点から見たメリット・デメリットになります。

【メリット1】より実践的な経験が積める

最大のメリットは何と言ってもこれでしょう!

「ただ本数を潜る」よりも「働きながら潜る」という意識があるだけで非常に良い経験が積めます。

ダイビングポイントや魚の名前などを覚えようとする気持ちが全然違ってきますし、タンクやダイビング器材に対する知識も自然と学ぶ事ができます。

意識の差は本当に大事なのです!

メリット2】短時間でスキルアップができる

ダイビングは1度潜った後に期間が空いてしまう「ブランク」が1番の天敵。

期間が空が空くと感覚を忘れてしまうので、できるだけ期間を空けずに潜れるのが理想的。

しかし、実際には仕事の都合が合わなかったりで、なかなか海に行けないのも良くある話。

ワーキングスタディならその心配は一気に解消されるでしょう!

【メリット3】費用が安く抑えられる

ワースタを受けてくれるお店のほとんどが寮の提供があったり、ダイビング器材が格安で手に入れる事ができるので、本来かかる費用よりは少なく済む場合がほとんどです♪

また、働きながら学ぶという事なので、少額ではありますがちゃんとお給料がもらえます☆

まれに「給料無しだけどたくさん潜れます!!」とか言ってる所もありますが、正直、やめた方がいいでしょう!

お金をもらう事で「責任」が生まれるので、自分の行動にちゃんと責任を持てるダイバーになりましょう!

ただ、この金銭面に関してはこの後のデメリットでも触れるので、どちらもしっかり読んで下さい。

【デメリット1】体力面

ここからはデメリットです。

やはり1番心配な点はここでしょう。

ダイビングには欠かせない「タンク」は1本あたり約15kg、ダイビング器材やウェイトをつけたら総重量は20kg以上にもなります。

これらの重いタンクやダイビング器材を船や車へ積み下ろしたり、船を使用する場合はアンカー(船を留める錨)の上げ下げなど、重労働も多いです。

時には男性でも大変だなと思う時があるので、女性が働こうと思ったらそれなりに覚悟しないといけないですね。

【デメリット2】毎日穏やかとは限らない

ダイビングの仕事は自然を相手にする以上、時には厳しいコンディションの中で潜る事もあります。

真夏のような水がキレイで波が穏やかな海ばかりとは限らないので、寒い中でも、風が強い中でも、波が高くても、濁っていても、いつもと同じように潜れないといけません!!

もちろん無理して潜るのはご法度ですが、せっかくの休日ダイビングを楽しみにしているゲストがいる以上、その期待に応えられるようにしましょう!

【デメリット3】金銭面

メリットで「費用が安く済む」と書きましたが、それはあくまでも資格取得やダイビングの経験本数に関してのお話。

仕事量の割に給料が少ない・・・というのも実際にあります。

また、ダイビング器材も消耗品なので、たくさん潜ればその分痛むのも早いです。

安く済むとはいえ、短いスパンで新しい器材も購入しないといけない分、出費もかさみます。悩ましい所ですね…。

悩むくらいならやってみよう!

メリット・デメリットを紹介しましたが、それでも悩んでいるという方には「とにかく1度やってみて!」とアドバイスします。

私はダイビングスタッフとして働いた事もあるのですが、やはり「遊びで潜る」のと「スタッフとして潜る」のでは、経験値が全く違います!

大変な事も多いですが、その分の見返りは必ずありますよ!

また、ダイビングの資格は1度取ってしまえば更新なども必要ないので、これからステップアップをしていきたいという方には持って来いの制度です。

ぜひワーキングスタディ制度を利用して、ダイビングスキルを向上させて下さいね☆

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