16Dec
ジェットスキーを購入すると、必ず考えなければいけない保険問題。
海上での事故は、ちょっとした油断や不注意で多きな事故に繋がります。
海上事故だけではありませんが、事故が起きると「まさか自分が・・・」と思う人も多く、保険についてあまり詳しくない人が多いのも事実です。
ジェットスキーは、比較的に簡単に手に入りやすい免許で操船できるし、車道に比べれば、広い海や湖で遊べるので、事故が起きにくいと錯覚してしまいそうですが、そんな事はないんですよね。
それなのに、車やバイクと違って、強制的に入る自賠責保険などはありません。
保険に入るのも入らないのも自己責任になるので、事故の備えはしっかりとしておかないと、いざという時に痛い目にあってしまいます(; ̄ー ̄A
なので今回は、ある程度の知識はもっておきたいジェットスキーの保険についてご紹介したいと思います☆
ジェットスキーに多い事故
ジェットスキーの事故で一番多いのは、やはり岩や暗礁に衝突してしまう事故です。
海は一見、深そうに見えても、海面スレスレに岩が隠れていたり、浅瀬にも岩がゴロゴロ転がっている場所もあるので、気づかずに衝突してしまうこともあります。
また、夏場は特に、海水浴を楽しんでいる人が、遊泳区域をはみ出して泳いでいる危険もあり、気づかずに衝突してしまうケースもあります。
他にも、沖に出ると漁船や大型の船も走行しているため、こちらに気づいてもらえず衝突してしまう事故だったり、河川のような狭い川では、ジェットスキー同士が衝突することもあります。
以前、海上で船同士がコツンと当たった時に居合わせたことがあったんですが、ほんの少し当たっただけなのに、何かにつまずいた時のような大きな振動を受けたことがありました。
海上の事故は、軽い衝突でも人に怪我をさせてしまう恐れがあるので、やはり保険にはしっかりと入っておくべきですね^^
医療保険に入っていれば大丈夫?
ジェットスキーで事故を起こして怪我をした場合、「医療保険に入っているから大丈夫!」と思っている人もいるかもしれませんが、「水上交通機関事故(不慮の事故)」の内容を見ると、レクリエーションは「除外」になっている場合もあります。
医療保険の種類によって違うと思いますが、まずは自分の医療保険を確認しておくことをオススメします!
付帯保険に入っているから大丈夫?
海外旅行でも活躍してくれているクレジットカード付帯の保険がありますが、その中には「スポーツは除外」となっている場合があります。
ジェットスキーもマリンスポーツの1つなので、保険内容にある「日常的に起きる事故」ではないため、使えない可能性があります。
また、自動車保険や火災保険でよく見る「個人賠償責任保険」ですが、こちらも「車両(航空機、船舶等を含む)の所有・使用・借用管理を起因とする賠償責任は対象外」となっている場合があるので、自分の保険がどのような契約になっているかしっかり確認しましょう!
マリンレジャー専門の保険
ジェットスキーの保険に入ろう思った場合は、やはりマリンレジャー専門の保険に入るのが一番安心ですッ♪ 下記では数少ないジェットスキー向けの保険を紹介しているので、良かったら参考にしてみて下さい☆
①PWSA対人賠償責任団体保険
⇨https:/www.pwsa-jp.com/user/insurance/index.html
水上オートバイ専用保険(対人賠償のみ)。国内販売メーカーが取り扱う、2007年モデル以降の新艇を買うと、もれなく保険料が1年分無料。翌年以降は保険料を支払えば延長可能。
②ヨット・モーターボート総合保険
⇨https:/rippletown.jp/ins/explain_sogo.shtml
ヨット・モーターボート・水上オートバイ(水上バイク)専用保険。衝突事故、盗難事故、自然災害などによる損害をカバーしてくれます。
また、ジェットスキー以外のマリンスポーツ保険の記事も参考になるかもしれませんので、よろしければ合わせてお読みください。
●サーフィン保険
●ダイビング保険
保険の備えはしっかりと☆
そもそも昔は、小型船舶免許4級を取得すれば、ジェットスキーだけではなくボートの操縦もできたんですが、ジェトスキー人口が増えはじめことにより、一時期はジェットスキー向けの小型船舶5級という免許も誕生しました。
さらに現在は、水上オートバイ専用として「特殊小型船舶操縦士免許」に改正され、ジェットスキーを乗るために、資格を取らなければいけません。
本来ならボートやヨットなどと同じ小型船舶免許の枠でいいはずなのに、ジェットスキーだけがハッキリと分離されて、免許の改正が続いたのは、やはり事故が多いからです。
手軽に操縦できるからこそ、自己責任も大きくなってくるので、いざという時の保険の備えはしっかりとやっておきましょうッ(o^-‘)b