2Feb
海って楽しいですよねッ♪
釣りや海水浴、バナナボートなどのアクティビティも良いですが、非日常を味わうという意味でオススメなのはシュノーケリングです。
シュノーケリングは、大人から子供まで手軽に海の世界を楽しめるマリンスポーツ。
ですが、そんな気軽に始められるシュノーケリングでも、事故がないわけではありません。
今回はシュノーケリングで「なぜ事故が起きてしまうのか?」
その原因と予防法についてまとめました。
せっかくの海での楽しい時間を壊さない為にも、ぜひ参考にしてください!
シュノーケリングで事故が起こる原因
【沖に流される】
海の中の世界はとても綺麗で、ついつい夢中になっちゃいます。
「こんなところに魚が!」「あっちにも何かいる!」
なんて感じです。
息継ぎも顔を上げずにできてしまいますので、時間も忘れて楽しんでしまうことでしょう。
その気持ち、もの凄くわかりますw
しかし、ふと顔を上げると、、、、
「ん? あれ⁉︎ 浜が遠いぞ…」
まさかの漂流です。。。。。
ヤバい!と思って必死に泳いでも、なかなか陸へたどり着けません。
これは「離岸流(カレント)」と呼ばれる流れが影響しているんです。
離岸流とは、沖へ向かっていく流れのことで、とても速いんです。
どれくらい速いかって言うと、水泳のオリンピック選手でも逆らって泳げない程です。
「えっ? ヤバくね⁉︎」
大丈夫です。 対処法はあります。
それは「岸と平行に泳ぐ」です。
意外と単純なのです。
岸に向かってじゃないですよ!
離岸流は10m程の幅ですので、そこから抜け出しさえすれば岸まで戻れます。
「沖に流されるなー」と感じたら一旦岸と平行に泳いで下さい。
離岸流についてはコチラの記事で詳しく解説しています。
【パニックになる】
これは一番危ないかもしれません。
例えば、「シュノーケルに水が入っていて水を飲んでしまった!」とか「足がつかない深さに驚いてしまった!」とか「生物に咬まれた!刺された!毒が、、、」とか
パニックになる原因って結構あるんです。
そしてパニックになると、もれなく溺れちゃいます。
ちょっとしたことがキッカケでも、パニックに陥った瞬間に危険が迫ってきます。
これは本当に要注意です!
【1人で海へ行く】
シュノーケリングは他のマリンアクティビティと違って、道具があればすぐにできます。
しかも、その道具はコンビニでも売っているので手に入りやすいのです。
その為、自分で道具を揃えて、1人で海へ行って遊ぶこともできてしまうんです。
でも、1人は辞めた方がいいです。初心者の方はとくに危険です。
(ベテランの方も出来るだけ1人で行くのは避けましょう)
上記のように「漂流した!」とか「パニックになった!」という時に1人だと単純に考えて助かりにくいです。
海は広いんで、助けを呼んでも「気づいてもらえない」「近づくのに時間がかかる」ということが予測できます。
何かあった時には助けてもらいたいですよね?
その為にも、なるべく1人では行かないようにしましょう。
事故が起きないためにはどうする?
【夢中になり過ぎない】
楽しいのはわかります。知っています。
でも、夢中になり過ぎないで下さい。
時々水面から顔を上げて、周りを見てください。
ひとりぼっちになっていませんか?
岸から遠ざかっていませんか?
どれくらい時間が経っていますか?
岸へ戻る体力が無くなる前にシュノーケリングは終了しましょうね^^
【正しい知識を身につける】
シュノーケルに水が入ってもシュノーケルクリアという技があります。
足がつかない深さでも、ライフジャケットがあれば浮きます。
目の前にいる生物の知識があれば、安全なのか危険なのかが分かりますす。
沖へ流されても、離岸流を抜ければ大丈夫です。
こんな単純な知識でも、あるのとないのとでは大違いですよね。
知識があれば対処ができます。対処ができればパニックにはなりません。
事前にいろいろ調べてみましょう。
【複数人で行う】
1人だと、何かあったときに助けてもらえませんよね?
でも、周りに家族や友人がいれば安心できます。
シュノーケリングはみんなで楽しみましょう。
思い出話も共有できた方がより楽しいですよ♪
できれば、シュノーケリングはインストラクターと一緒に行なってください。
素人だけで行うよりも事故が起きる可能性がグッと下がります。
知識をつけて楽しく潜ろう!
せっかくの楽しい時間なのですから、最後まで何も問題なくはしゃぎたいものです。
最後まで読んでくれたあなたは、シュノーケリングの知識が身についています。
「何が危険で、どう対処すれば良いか?」が、だいぶ分かってきたはず。
シュノーケリングは、気軽に始められてとても楽しいですが、自然を相手にしていることを忘れないようにしてくださいね。
過信せず、仲間同士で知識を深めて、安全に遊ぶのを心掛けましょう٩( ‘ω’ )و