14Jun
サーフボードの保管はどのようにされてますか?
サーフボードはしっかり保管しないとダメージをあたえてしまうことも。
そればかりか、ポイントを守って保管しないとサーフボードの寿命も短くなります。
そこで今回は、おすすめできない保管方法とおすすめの保管方法についてまとめてみました。初心者の方や、今まであまり気にしてなかった方はぜひ参考にしてください。
サーフボードの弱点
前述のとおり、好ましくないサーフボードの保管方法について紹介していきますが、その前にまず、サーフボードの弱点について簡単におさらいしておきましょう。
サーフボードの弱点をを知っていると、今後保管する際その保管方法が好ましいのか好ましくないのかといった判断をする基準ができます。
複雑な内容ではないので、ぜひ覚えてください。
サーフボードを保管する際、一番気にしてほしいのが温度管理です。
というのも、サーフボードは熱に弱いという弱点があります。
サーフボードの表面に塗られている樹脂が、耐熱に向いていません。
特に、EPS(発砲スチロールを心材に使用しているサーフボード)は、PU(ポリウレタンを心材に使用しているサーフボード)と比べると耐熱に向いていないため要注意です。
耐熱限度は70℃と言われていますが、真夏の車内温度は60℃前後まで上がりますので気をつけてほしいです。
初心者によく利用されているスポンジボードも同様の事がいえます。
おすすめできないサーフボードの保管方法
それでは、ボードの弱点をおさえたところで正しい保管方法についてみていきましょう。
前述のサーフボードの弱点をもとに、おすすめできないサーフボードの保管方法について紹介していきます。
【直射日光があたる場所】
サーフボードは、ショートでも160㎝から190cm、ロングボードになると270cmのものもあります。
なので、枚数が増えればかなりのスペースが必要になりますので、どうしてもスペースが確保できないといった状況になる事もあると思います。
そんな時は、屋外での保管になる訳ですが、屋外に保管する際、必ず直射日光があたる場所は避けましょう。
サーフボードは、熱に弱いうえに直射日光にあたると日焼けしてしまいます。
日焼けしたサーフボードは変色することがあります。
どうしても屋外で保管する場合は、風通しが良いか、日陰など直射日光は避けられるかといったところをポイントにスペースを検討しましょう。
また、サーフィンの休憩中なども同様です。
長時間休憩する時は、できるだけ日陰になる場所に置く。
どうしても日影がない場合は、サーフボードに布やタオルをかける、換気をしながら車内にしまうなど、直射日光をさけてあげるようにしましょう。
【車内での長期保管】
車内は熱がこもりやすく、保管には向いていません。
高温にさらされつづけたサーフボードは、中の空気が膨張し、たんこぶのように膨れあがる現象がおきます。
修理代も高額になるので、車内での保管は避けるようにしましょう。
【風通しのよくない貸し倉庫や駐車場】
貸し倉庫や駐車場は、直射日光に当たる事がないので一見よさそうですが、換気ができない場合があり熱がこもりやすくなるので、あまりおすすめはできません。
貸し倉庫や駐車場での保管を検討される場合、通気性に十分注意してご検討ください。
【細かい傷の放置】
サーフボードは塩分に弱いので、海からあがったらまず水(お湯はNG)でサーフボードを洗ってあげましょう。
できればフィンもとりはずして、フィンボックスも含めて洗うのが最善です。
その際、合わせてしてほしいのが細かい傷の確認です。
サーフボードは想像以上に衝撃に弱く、少し当ててしまっただけでも傷がついてしまう事があります。
そこから海水が侵入し、長期間放置してしまうとサーフボードが傷んでしまいます。
傷は早めに処理をしておくほうがよいので、長く使用するためにも面倒くさがらずにあわせて行いましょう。
修理(リペア)については下記で詳しく解説しておりますので、合わせてお読み下さい。
おすすめのサーフボードの保管方法
それではおすすめのサーフボードの保管方法について紹介します。
【サーフボードラックを活用する】
自宅内で保管する場合は、転倒しないようにしっかりと固定して保管しましょう。
できれば下記のようなサーフボードラックを使用して、しっかりと保管したいですね。
サーフボードラックにも縦型、横型など形状がありますので、ロングボードを縦向きに保管できない自宅でも対応できます。
また、どうしても収納スペースを少なくしたい方は、壁に直接立て掛けることになると思いますが、転倒しないようしっかりと固定して、サーフボードと直接ふれる壁や床、ボード間には、できればタオルなどの柔らかいものやニットケースなどに入れて保管しましょう。
【天井や玄関などあいているスペースを活用する】
サーフィンはおしゃれなスポーツなので、リビングなどでサーフボードを管理し、インテリアの一部として工夫される方もおられます。
ただ、どうしても枚数が増えればスペースをとられてしまうので、そんな時は天井に保管したり、玄関など人の動線からはずれたところにスペースを確保してみましょう。
サーフボードをしっかり保管して、長くサーフィンを楽しもう!
サーフィンは非常に楽しく、ライフスタイルを豊かにしてくれます。
サーフィンすることだけでなく、サーフボードをはじめ、道具も大事にしてあげましょう。
とくにサーフボードは熱やちょっとした衝撃などに意外にもろいものです。
今回の記事を参考に、サーフボードの保管方法にも注意して、長く楽しいサーフィンライフを送りましょう☆