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サーフィン中はキーボックスで盗難対策!スマートキーを保管する際に注意するべき点とは!?

今や多くの車は、鍵穴にキーを挿さなくても施錠や開錠ができる“スマートエントリー”や“インテリジェントキー”が多くの車に標準装備されています。

こうした機能が備わった“電子キー”は水に弱い電装部品のため、従来のカギと同様、首にぶら下げて海に入ればどうなるか?容易に想像できますね…^^;

仮に、防水対策を行ったとしても水に触れて故障するリスクは“ゼロ”ではありません…。

そこで今回は、海にカギを持って行かずに保管する方法をご紹介いたします!

あなたの車が狙われている!?

Stolen damage during surfing

サーフィンに夢中になり過ぎ、気付けば時間がこんなに経っていたなんて…(゚Д゚;)ってこと、ありますよね?波が良ければと尚更です。

このサーファーの行動を逆手に取り、サーファーの車を狙った車両盗難や車上荒らしが近年急増しています。

今一度、車上荒らし対策をコチラの記事を参考に徹底してくださいませ。

過去には、茨城県の人気サーフポイント「大洗」で立て続けに6台の車が被害に遭う事件が発生し、ニュースでも大きく取り上げられていました。

世間を賑わせる前代未聞の事件だったので、記憶に残っている方も多いでしょう!

こうした被害に遭わないためには、一人ひとりが防犯に対して高い意識を持つことが必要だと言われています。

ですが、海上で遊ぶサーファーの現実問題として、財布やスマホなどの貴重品を持って入水する訳にはいきませんよね…^^;

では、どのように貴重品を保管すればいいのか?

その方法の一つが、「サーフロック」と言われるキーボックスの利用です。

貴重品を車内に置かざるを得ない状況で、心強い存在となるのがコチラのアイテムです↓

サーフポイントで車のドアノブやホイール、ヒッチメンバーにロックされているのを一度は見かけた事があると思います。

このサーフロックは、番号を組合せるダイヤルロック式の南京錠です。

鍵の暗証番号は可変式で、お好きな番号を何回でも設定・変更ができます!

このダイヤルナンバーさえしっかり管理できれば、一緒に友人と海に入った時、誰が先に上がっても車をすぐに開けることができ大変便利です!

さらに、車のダッシュボードに入れることができる程コンパクトサイズなので、場所を取らず車に携帯しておくことができる点もオススメです♪

しかし、番号を設定する際は、くれぐれも「1173(いいなみ)」などのサーファーが好む番号は避けましょう!ほぼロックをしていないのと同じなので笑

なぜなら、サーファーはサーフィンを連想させる番号に設定する傾向があると、窃盗犯の間でも既に周知の事実だからです!

盗難リスクは取り付け位置で変わる!?

Key box mounting position

先程、「サーフロック」の使用で注意するべき点に少し触れましたが、気を付けるのは何もダイヤルナンバーの管理だけではありません!

サーフロックは車のカギを入れることができるサイズの、いわば「南京錠」です。

南京錠は盗難から大事なものを守る目的で、色々な用途で広く使用されていますが、そこには意外な落とし穴があります。

なんと!信じがたいことに、ネット上で開錠方法に関する情報が出回っているんです!

なので、これを応用すればサーフロックが開錠されてしまう可能性も十分考えられます…。

とはいえ、車の持ち主がいつ戻って来るか分からない状況で、わざわざ開錠に時間を要する場所にあるキーボックスを狙わないでしょう。

おそらく1秒でも早く犯行時間を短く済ませたいでしょうから、見えにくい所や手の届きにくい所に取り付けることで狙われる確率が低くなる可能性があります。

逆に、一目でキーボックスの存在が分かるドアノブやミラー等への取り付けは、一番狙われやすいので避けましょう!

車の所有者自身も取り難くなりますが、車の下側に取り付けることをお勧めします。

スマートキーに潜む落とし穴

Pitfall

実は、操作をしていない時もスマートキーからは、微弱な電波が発信され続けています。

車種によって異なりますが、スマートキーの電波を受信できる範囲は半径1~2mあるので、キーボックスに入れて見えにくいところや、手の届きにくい所に取り付けただけでは、カギの開け閉めはもちろん、エンジンを掛けることだって可能です。

たとえ、車から離れた所にスマートキーを保管していたとしても、スマートキーの微弱電波を増幅・リレーで経由させることで、施錠の解除が可能になってしまいます!

これは、「リレーアタック」と呼ばれる盗難の手口で、必要とする機材も容易に入手できることから、全国各地でスマートキーの車両を狙った犯罪が急増しています。

犯行の手口を紹介する動画がコチラ↓

<

まさに、「便利さと危険は裏返し」と言える内容の映像ですねッ!Σ( ̄□ ̄;)

そこで、こうした被害に遭わないための対策として、鍵をキーボックスに入れる前に忘れてはならないのが「スマートキーの電波を遮断」させることです!

アルミホイルや缶など身近にあるものでも代用できますが、効果的に電波の漏洩を防ぐには、市販されている「電波遮断ポーチ」の使用をオススメします☆

ただでさえ、ある自動車保険会社の調査によるとサーファーに人気の車種(プリウス、ハイエース、ランドクルーザー)は、海外でも人気が高く、盗難に遭うリスクが高いと発表されています。※該当する方はくれぐれもご注意を!

防犯に対する知識を深めることで、あなたの車が狙われるリスクは低くなるハズです!

盗難被害撲滅へ!

Eradicate burglary damage

今回はサーフィンへ行った際、海へ持って入れないスマートキーを安全に保管する方法をご紹介いたしました☆

スマートキーに限らず、車体の隙間やタイヤの上などにカギを隠しているサーファーをまれに見かけますが、身に付けることができる鍵は、首にかけたりリーシュに入れて海まで持っていきましょう!

残念ながら盗難防止装置が万全であっても、ちゃんとドアの鍵をかけたとしても盗難に遭う可能性はあります。

それでも、意識的に防犯対策を行うことで被害に遭うリスクを低くすることができます。

防犯対策というと、なんとなく大変に思う人もいるかもしれませんが、

・車の外から見える場所になるべく物を置かない
・現金や貴重品は必要最低限にする

など、ちょっとした意識が防犯対策に繫がります。

海に着いたら早くサーフィンを楽しみたい気持ちはよ~く分かりますが、サーフィン中に車が心配になっては楽しみが半減してしまいます…。

浜辺へ向かう前に、このまま車から離れて大丈夫か?自問自答する習慣を付け、安心してサーフィンを楽しみましょう!

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