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レジェンダリー サーファーズ #12 joel parkinson(ジョエル・パーキンソン)

2017年の年末は乗り納めにもってこいの波が続き、一年の最後を気持ち良くサーフィンで締めくくられた方もおられるのではないでしょうか?

筆者は防寒対策バッチリで日本海へ!^^ この寒いのにサーファーは結構多めでした。

サーファーにとっては波があれば寒さは関係ありませんね・・・^^;

筆者はこの寒さに心折れそうになりながら2018年はコンスタントに海へ通い、ブランクを空けないようにしよう!と毎年恒例の誓いを済ませ無事、乗り納めして参りました!

さて、ワールドツアーに目を向けると2017年は“ジョン・ジョン・フローレンス“が見事2年連続の世界チャンピョンに輝き幕を下ろしましたが、早くも年末に2018年の“チャンピオンシップ・ツアー”出場選手が発表されました。

後半戦、足のケガで思うような結果を出せなかった注目の“ケリー・スレーター”は、ワイルドカードで来シーズンの出場が決まったので早く本来のサーフィンを取り戻しツアーを盛り上げてくれることを期待したいですね!^^

今回は、そんな2018年の出場選手の中から“CTランク”上位の常連である“ジョエル・パーキンソン”をご紹介します♪

世界屈指のカービング・マスター

joel parkinson Carving■生年月日:1981年4月10日
■出身地 :オーストラリア
■スタンス:レギュラー

“パーコ”の愛称で親しまれ、2012年の“ワールドチャンピオン”である“ジョエル・パーキンソン”は、なんといっても綺麗な大きなラインを描く“カービング・ライディング”に定評があります。

ターンが完璧なだけあり、仕掛ける技はどれも完成度が高くメイクしています。

そんな“カービング・マスター”の“ジョエル・パーキンソン”がどのような点に気を付けてメイクしているのか気になった、そこのあなたッ!

ジョエル・パーキンソンが自身の映像を交えながら“垂直リップ”を解説した映像がございます!^^ 是非コチラを参考にして海へ行く前にイメトレしておきましょう↓

メイクのカギを握っているのは、ボトムターンのアプローチラインで決まると言っても過言ではありません!

“ボトムターン”がベースにあり、その延長線に様々なトリックが紐づけされるワケですね!

チューブ・ライディングの先にあるものは、光か闇か・・・

joel parkinson Tube Riding今年は綺麗なバレルの中をチューブライディングできますように!と初詣でお願したサーファーの方はどれだけいるのでしょうか?^^

夢は努力あって叶うものなのも忘れずに!

とはいえ、いつかはサーフィン映像で見るようなチューブの中に入った瞬間、頭の上に波がかぶさり暗くなったと同時に波の先に景色が見える・・・。

あのような異次元の世界観を体感してみたいと願うのは当然です。

しかし、その一方でチューブメイクは危険が付きものです。

“ジョエル・パーキンソン”も大会直前のフリーサーフィン中にバレルに入ったあと、スープに襲われ大会を欠場せざるを得ない何針も縫う大ケガを負いました。

原因はスープに襲われた直後、自分のサーフボードが自分に跳ね返ったことによるもので、トッププロでさえ掘れ掘れの波でのワイプアウトは一歩間違えば大ケガを負う危険があり、“チューブライディング”は命がけのライディングなのです。(・∀・;)

日本のビーチでは、海外のように何メートルものバレルが巻くような波のチューブはお目にかかれませんが、小波だからと言って“ワイプアウト”や“プルアウト”をきちんと行わず軽視しているとケガや事故に繋がります。

そこで、自分の身はもちろん、他のサーファーにも危険が及ばないよう“ワイプアウト”“プルアウト”に関して正しく理解しておきましょう☆

◇ワイプアウト◇

テイクオフ時にワイプオフが一番起こりやすいです。

よくボードと一緒に巻かれている方を見かけますがとても危険です!

サーフボードの構造を見てみるとよく分かりますが、特にノーズ部分はとがっていてフィンに関してはかなり鋭いですよね。

ケガの原因はこのフィンで体を切るケースが一番多いです。

なので、サーフボードが体の近くにあればあるほど衝突する危険性が高くなり、またリーシューコードが絡む可能性もあります。

そこで周りにサーファーがいないことを確認できているのであれば、サーフボードと体の距離をとるために意識的にサーフボードを蹴り、お尻から水面に落ちるように意識してみて下さい。浅いところだと特に、頭や肩から落ちるとケガの原因になります。

余裕がない時は最低限、体を水中で丸め頭部を両手で覆うようにするだけでもかなりケガを回避できます!

◇プルアウト◇

混みあったポイントでよく目にするのは、テイクオフ後、進行方向後方にサーファーがいることに気付いているにも関わらずライディングを続ける行為です!

もちろんこれは“ルール違反”であり危険な行為です!

こうした場合はボトムターンの要領で膝を曲げ、レールをくいこますようにして波の裏側へ直ぐに出ましょう。

たかが“ワイプアウト”“プルアウト”なんて思わず、ボードコントロールができてこそのテクニックなので、“ライティングの延長線”だと意識して安全のためにも、ボードをコントロールできるようにテイクオフの次に練習しておきましょう♪

基本だからこそ奥が深い・・・

joel parkinson Basic“ジョエル・パーキンソン”のサーフィンスタイルを辿って行くと、やはり“カービング”に尽きるということが分かっていただけたかと思います。

そして、基本の技だけあり、奥深さを改めて認識してもらえたと思います。

そんな、“ジョエル・パーキンソン”含め世界のトップサーファーが出ているサーフィンムービー『サーフヌードル』を見て他の選手と比較してみるのもいい勉強になりますよ!^^

この動画は、サーフヌードルVOL.1からVOL.4までのベストシーンを詰め込んで編集された、”サファー必見”の永久保存版ビデオです☆

“ジョエル・パーキンソン”と同じくらい個人的には“ジョエル・パーキンソン”のいとこに当たる若手ルーキー“ミッチ・パーキンソン”のフリーサーフィンにも注目しています!^^

それでは今年も良い波とサーフィンを通して広がる人との出会いに感謝しサーフィンを楽しんでいきましょう♪ヽ(´∀`。)ノ゚

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