15Jul
サーフィンの上達に向けて、日々練習に励んでいると、「このタイミングだと何で失敗する?」「後ろ足は本当にここでいいのか?」などなど、熱心にやればやるほど、いろんな疑問がでてきたりしますよね!?
とくにサーフィンを始めたばかりだと、自分の波に乗るリズムができあがっていないので、アレコレつまずく事も多々あります。
その中の1つで、「テイクオフする瞬間にバタ足をするか?しないか?」は、サーファー同士の意見も分かれているので、どちらがいいのか悩む人も多いようです。
見習う先輩サーファーたちの意見が割れてしまうと、自分はどうすりゃいいんだー!?って困っちゃいますよね^^;
でも、これも自分のスタイルを見つけるための大事なポイント☆
なので今回は、テイクオフする瞬間にバタ足をする理由、しない理由について解説したいと思います!
テイクオフで”バタ足をする”のはなぜ?
たとえば、学校のプールでビーチ板を使う時は、バタ足だけで前進させますよね?!
ビーチ板とサーフボードでは、少々違いはありますが、バタ足の仕組みとしては、通じるものがあります。
実際にプロの人でも、バタ足をする人がいます☆
それはテイクオフの瞬間だけではなく、ごく普通に波を追いかけていたり、沖に出るためにバタ足をしたりするんです。
なので、前進することを普通に考えれば、バタ足は加速にもつながるし、パドルのストロークを強くするためにも有効なのです。
とくに波が厚い場合は、パドルだけでは追いつかないこともあり、レイトになったり、波につぶされたりもしますよね。
こんな時のために、バタ足をする人も多いようです。
他にも、バタ足の役目というよりも、その人のリズムによって、パドルとバタ足を連動させた方が波に乗りやすいという人もいます。
結果、自分のサーフィンスタイルに合うからバタ足するという事ですね☆
テイクオフで”バタ足をしない”のはなぜ?
バタ足をした場合、どうしても膝に力が入り、ボードを押さえつけてしまう傾向がありませんか?そうなると、自動的にノーズは視界をさえぎるように上にあがってしまい、次のライディングに遅れがでてしまいます。
それを避けるために、バタ足はしないという人もいます。
他にも、バタ足をするとボードにしっかりと体重が乗らず、バランスが崩れてしまう可能性があるので、それを避けるために、バタ足をしない人も多いようです。
個人差があるので、それぞれいろいろな理由はありますが、中でも一番よく聞く、大きな理由の1つとしては、「周りのサーファーに迷惑をかけないため」なんですよね。
なぜなら、足をバタバタしたときに水しぶきが飛んでしまうので、その水しぶきを当てられた方としてみれば、「おいおい・・・」って、少なからず苦笑してしまいますよね^^;
とくに混雑するシーズンやポイントによっては、誰もが早く自分の波を捕まえたいと思っているので、横からバシャバシャと水を浴びせられて邪魔でもされたら、当然、イラっとしてしまう人だっています。
なので、周囲のサーファーを気配るという常識の意味で、バタ足をしないという人が結構いるのです。
バタ足は波によって使い分ける!
バタ足する、しないは、「波によって使い分けている」という人もいます。
たとえば、「バタ足する派」のように、厚い波の時だったり、割れにくい波の場合は、
やはりバタ足を使ったほうがスピードも出るのでバタ足をします。
でも、しっかり波を捕まえられれば、バタ足をする必要がないので、やらないのす。
日ごろは”バタ足しない派”に近い、知り合いのサーファーに話を聞くと、「フルバトルの時は、やっぱバタ足するなぁ~」なんて言ってたので、波によって使い分けしたりする人も多いようです。
このように、両方使い分けることができれば、一番ベストなのかもしれませんね^^
スタイルを楽しむのが一番♪
両方使い分けるができる人はともかく。バタ足する派には、しなければならない理由があり、バタ足しない派には、しなくてもいい理由がある。
そう考えると、どっちがいいかなんて決められませんよね!?
私も初めてサーフィンをした時は、バリッバリのサーファーだった親戚のお兄ちゃんに、「楽しいからやってみろ♪」と、ほぼ強制的にやらされたんですが、当時はよく「しっかりバタ足しろーーー!!」と、遠い砂浜から叫ばれてました。
これが小学校5年生の女の子に対する指導なのかっ!?( ̄▽ ̄|||)
と、幼心に思いましたけどw
でもバタ足すると、うまく手と足が連動されず、
バランスが崩れてしまうタイプだったので、ある程度の基礎を習ったところで、バタ足はやめました。
結局のところ、その人の癖とかスタイルとかもあるので、バタ足するかしないかは”人それぞれ”だと思います。
大会に出場したり、ストイックに技を磨くとなれば別ですが、サーフィンは本来、「自由に波に乗って楽しむ」がモットーの遊びなのです♪
周囲の人に迷惑をかけないように注意することは大事ですが、まずは人それぞれ、自由に自分なりのスタイルで、本来のサーフィンを楽しんでみましょう(*・∀-)☆