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ナイトダイビングでの注意点! 水中ライトの使い方や危険生物について解説してみた!

ダイビングのライセンスを取ったら、いつかはやってみたい「ナイトダイビング」。

しかし、夜の海に潜るのはちょっと怖いかも…と思ってる方は必見!

ナイトダイビングでの注意点と危険生物について徹底解説いたします☆

充電式と電池交換式2タイプの水中ライト

BlueFire ダイビング懐中電灯 Cree XM-L2 強力防水 100M水中ライト ダイビングライト Ledライト付 18650電池対応まず知ってもらいたいのが、ナイトダイビングの最重要アイテムである「水中ライト」。夜の海に潜るのにコレがなくては何も始まりません。

この水中ライトには大きく分けて2タイプあります。

1つがリチウム電池を内蔵している「充電型」の水中ライト。

携帯電話を充電するのと同じだと思えばイメージしやすいですかね?

そしてもう1つが「電池交換型」の水中ライト。

テレビのリモコンなどがイメージしやすいでしょうか?電池を使ったら交換するタイプです。最近は充電池も普及しているので、使った電池を充電するスタイルもあります。

大きく分けて2タイプある水中ライトですが、実は完全防水ではありません

「水中ライト」と呼ばれているのに完全防水ではないとか、初めて知った時はかなり衝撃的でしたが…正しくは「手入れや使い方を間違えると水没してライトが使えないということもある」という事です。

水没させないためにも、ここでしっかりチェックしておきましょう!

Oリングのグリスアップはこまめに行う

Grease up O ring水中ライトには必ずOリングと呼ばれるシリコン製の防水リングが付いています。充電型のライトには充電器を差し込む場所、電池交換型のライトの場合は電池を入れる蓋の場所にあるはずです。

このOリングに「グリス」を塗る事で、水の侵入を防ぐ事ができます。

塗り方は「薄く・均等に」。心配だからといって塗りまくるのも良くないという事です^^;

以前、知り合いのインストラクターでグリスをたんまり塗ってる人がいて「このやり方で1回も水没した事無いよ!」と得意げに言ってましたが…ああやってお客さんにも教えてたのかなと思うと正直残念でしたね…(◞‸◟ㆀ) (あとでちゃんと正しい情報を教えてあげました)

また、グリスを塗った後は、髪の毛やゴミが付いていないか入念にチェックしましょう!髪の毛1本でも挟まると水没の原因となりますので、ここだけは慎重に確認しましょう。

水中でのライトの使い方と注意点

Underwater light Usage and notesメンテナンスが済んだら次は水中編です。

基本水中では以下の事を守って使うようにしましょう☆

【水中ライトは基本つけっぱなし】

よく「夜光虫を見るためにライトを消しましょう」と言われて光を消してしまう人がいますが、これは間違い!

もし、光を消した時に水中ライトを落としてしまったら探すのに時間がかかってしまいます。光をつけたままであれば万が一落としてもすぐに分かるので、基本光は消さないようにしましょう。

夜光虫を見たい場合は、光はつけたままライトを体に押し付けて、一時的に光が漏れないようにします。

また、タイプによってはスイッチのON / OFFの所にもOリングが使用されています。使い過ぎると劣化が進んでしまう場合もあるのでご注意を。

【必ず予備のライトを持つ】

これは説明するまでもありませんね^^;

万が一メインのライトが使えなくなったら予備のライトに切り替える為です。

ただし、予備ライトはダイビングを続けるための道具ではなく、安全に帰るための物だと思って下さい!

基本予備のライトは使う事無く上がるものです。

【人の顔にライトを当てない】

暗い所にいると段々目が慣れてくるのと一緒で、ナイトダイビング中は瞳孔が開いた状態になっています。そんな時に突然強い光を当てられたら、しばらく周りが何も見えない状態になってしまいます。

よくイタズラでやっている人がいますが、絶対にやってはいけません!

【水面方向へライトを照らさない】

水面に付近には「ダツ」と呼ばれる魚がいて、明るい光に寄ってくる習性を持っています。

このダツという魚、口の先が尖っていて、突っ込まれると大変痛いです。

光を当てたら必ず突っ込んでくる!というものではありませんが、備えあれば患いなし。極力水面付近を照らさないようにしましょう。

また、水面にいる時に、水面と並行方向に光を向けるのも、同様の理由から避けた方が良いですね(*゚ ∇ ゚ )

【ライトを使ったシグナル(合図)を理解しておこう】

ナイトダイビングでは、ハンドシグナルを行うより、水中ライトを使って合図を送った方が早いです。

ライトを使って大きな丸を描くようにまわせば「OK」。ライトを振った場合は「NO」。または「トラブル」など、共通の合図を必ず確認しておきましょう!

その他の注意点

gungaze他にも気をつけたいのがナイトダイビングならではの「危険生物」です。

日中のダイビングでは暗い所に隠れている「ガンガゼ」というウニの仲間が、夜になると結構出てきますΣ(@ ̄□ ̄@;)

普通に泳いでる分には害はありませんが、手や足の着く所は気をつけないといけません!

あとはもし「サメ」を見かけたら一応注意しましょう。

ナイトダイビングをするような海域で出会うサメは、正直大したことないサメばかりですが、基本、夜行性のサメが多いので日中に見るよりかなり素早く泳ぎ、動きも活発です。

「目にライトを当てない」ように、胴体からしっぽの辺りを照らすようにして、位置を把握しつつ、速やかに離れましょう。

サメに遭遇した時の対処法は、コチラの記事で解説しておりますので参考にして下さい↓
 ⇨ダイビング中にサメに遭遇した時の対処法とメリットを徹底解説!-ダイバーとサメの関係性-

いざ!夜の海へ!

Enjoy night diving水中ライトの使い方、メンテナンス方法、そして危険生物など、ナイトダイビングならではの注意点をご紹介してきましたが、それでも心配だという方は、ナイトダイビングを経験した事がある友人やインストラクターの方に話を聞いてみて下さい^^

直接経験した方なら適切なアドバイスをくれるはずです。

安全にナイトダイビングができるよう、しっかりとした準備と知識を身につけましょう!

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