3Jun
テレビをつけると必ず目にする“CM”は、しっかり見ていなくても記憶に残るものです。最近ではシリーズ化されるものもあって、手が込まれているなと感じます。
中でも“日清カップヌードル”のCMは歴史が古く、最新作が発表される度に話題になりますね!時代を反映したインパクトがあるCMは世界でも高く評価され、今では“日清カップヌードル”=“時代を象徴するCM”として認知されています。
歴代のCMはどれもエッジの効いたものばかりですが、特に「CRAZY MAKES THE FUTURE」シリーズの「7 SAMURAI」編はインパクト大です!
鎧姿の侍が世界各地で7種目のエクストリームスポーツを披露する姿は圧巻です!
それもそのはず!侍の正体は世界のトップアスリート達です!(゚Д゚;)さらに、サーフィン侍の正体はなんと!2015年のワールドツアーチャンピオン“アドリアーノ・デスーザ”です!
鎧を身に付けたまま難なくエアーを決めるところは流石です!そんな、CMで見せた圧巻のパフォーマンスが日本で話題となった“アドリアーノ・デスーザ”をご紹介いたします☆
“Surfing Samurai”
■生年月日:1987年2月13日
■出身地 :ブラジル
■スタンス:レギュラー
“アドリアーノ・デスーザ”は2015年にブラジル出身のサーファーとして史上2人目となるワールドチャンピオンに輝いた選手です。
1人目は史上最年少でワールドチャンピオンとなった“ガブリエル・メディナ”です。“ガブリエル・メディナ”は以前ご紹介いたしましたので合わせてご覧ください♪
“アドリアーノ・デスーザ”がワールドチャンピオンに輝いた要因の一つに、“ガブリエル・メディナ”の存在が大きく関係していると言えます。
なぜなら、前年に同じブラジル出身選手の快進撃を目の当たりにしたわけですから、そうなるとブラジルの血が騒ぎ出さない訳がありませんッ!結果、これが彼の闘志を燃やすキッカケにとなりました。
こうなると勢いは止まるところを知らず、ワールドチャンピオンに輝いた直後になんと!“Pipeline Masters”の称号まで手にしました! “飛ぶ鳥を落とす勢い”とは正にこの事を言うんでしょうね!
それでは、先程ご紹介した“アドリアーノ・デスーザ”が出演している日清食品のCM「7 SAMURAI」をご覧ください!
一度は目にしたことがある映像ではあるものの、今まで侍の正体が誰だか知らなかった方も多いのではないかと思います。
余談ですが…このCMには『世界を変えるのは、いつだって一人の人間の「熱」。同じバカなら、世界を沸かせるバカになれ』というメッセージが込められています。クゥーッ(>_<) 素敵すぎますねッ♪
“Pipeline Masters”
“Pipeline Masters”と言えば、50年近い歴史を誇るハワイで開催される最も有名なサーフィンイベントです。数々の歴史が生まれたこの大会が今、消滅の危機を迎えている事実をあなたはご存知でしょうか!?
このイベントは、ワールドツアーチャンピオンを決める最終戦の舞台となっています。なので、ワールドツアーの中でも最も注目度が高く、同時に重要性の高いイベントになります。パイプラインについては下記の記事をご覧ください。
では一体なぜ、この様な重要性の高いイベントが存続の危機に直面しているのか?
…事の発端は“WSL”がイベントスケージュールの見直しにより、開催時期の変更を“開催地側”に申し出たことが互いの溝を深める原因となりました。改革は場合によって、事を良くない方向へ進めてしまいます・・・(*´Д`*)
万が一、お互いに歩み寄ることが出来なければ、2019年の“Pipeline Masters”は見送られる可能性が高くなります!Σ( ゜Д゜;)
そうなると、ローカル達が黙ってはいないでしょう!
サーフィンが国技であるハワイにとって“Pipeline Masters”は非常に重要な一大イベントです。開催が見送られる様な事が現実になるとハワイのサーフィン文化が途絶えてしまう事になりかねません。
スポーツとしてサーフィンが世界に浸透しているのは、紛れもなくハワイがサーフィンのメッカとしてサーフィン界を牽引してきた功績によるものです。
今回の一件は、サーフィン界の未来を左右するターニングポイントとして、その行く末を世界が固唾を呑んで見守っています。
Powerful surfing
海外のサーファーが見せるパワフルなサーフィンは日本人の体格では夢のまた夢…。だと思っていませんか?決してそんなことはありません!
実際、“アドリアーノ・デスーザ”の身長は“170㎝”と他のトップ選手と比べても低い方です。ではなぜダイナミックなサーフィンを得意としているのか? 実は身長ではなく“カラダ”の使い方が重要なんです!
そこで、身長が低くてもダイナミックなサーフィンが可能になる!POINTをご紹介します☆
◇下半身◇
日本ではパワーがない「股~腰」位の波でサーフィンするこが多いと思いますが、このような波だとテイクオフに成功してもスピードを付けることが出来ないのが悩みですよね!?
その解決策として上半身にフォーカスされた情報が多く紹介されていますが、重要なのは“下半身”の方です。身体の中心は上半身でも膝でもありません!そう!腰ですよね。
身体の中心である腰の動きを意識することで、バランスが安定し結果ダイナミックなサーフィンが可能になります。
◇蹴り込む◇
ターンの時には、テールを蹴り込みましょう!と一般的には言われますが、先ほどご紹介した理屈を理解していただいた方はもうお分かりですよね?^^
身体の中心は腰なので、重心がズレることで動きが途中で止まってしまいます。さらに、蹴り込むことで重心がズレるだけではなく失速の原因になります。
地面であれば、蹴る力に比例して高く飛ぶことが出来ますが、サーフボードは水上にあります。想像してみて下さい・・・( 一一)水を蹴れば蹴るほど、跳ね返るどころかどんどん沈んで行きますよね^^;
理屈は理解していただけたかと思います。ただ、頭では理解していても、なかなか思い通りには行かないのがサーフィンの難しいところですf^^;
映像を見ていただいた方がイメージし易いと思うのでコチラをご覧ください☆
試行錯誤して少しずつ上達していくのもサーフィンの面白いところなので、その上達の過程も楽しみましょう♪
ただ、客観的に自分のサーフィンをチェックするにはどうしたらいいの?と思ったあなた!同行者に撮影カメラマンをお願いしなくても済む便利なアイテムがございます☆
なんと!このSOLOSHOT(ソロショット)は、自動追尾装置付き撮影装置なのです!
腕に小型センサーを付けるだけで、あなたのライディングを逃さず撮ってくれる優れもの♪
自分のライディング映像をお願いして撮ってもらう事に気が引けていた方にとっては、かなり重宝できる便利なアイテムです!もはや専属カメラマン!?笑
”With It Mind.”
ツアーランキング上位を目指して試合や練習に励む選手たちは同時に、その近況を“インスタグラム”で発信しています。
“インスタ”は画像や動画を通してコミュニケーションが出来るツールとして多くの人が利用しています。日本ではインスタ女王“渡辺直美”のUPする内容が映える♪と話題を呼んでいることでも有名ですよねw
フォロワー数は、応援してくれている人を如実に表すバローメータになるので、選手のモチベーションに直結します。そんな選手のナイーブな部分をランキングにするのは少し不行儀な気もしますが… 見事、“アドリアーノ・デスーザ”が上位にランクインされました!さすがは2015年のワールドチャンピオン☆
ただ、またしても同じブラジル出身の“ガブリエル・メディナ”がインスタ王に輝いた事が火種となり、闘争心を燃やすことでしょう!笑
再びブラジル勢がワールドツアーに旋風を巻き起こす予感がしますッ!これからも彼らブラジル勢から目を離せません!