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NO SEA, NO LIFE.

心得ておくべきハイドロフォイルボードの危険性!事故が起こってからではもう遅い!

サーフポイントによっては、夏の期間だけ遊泳者とサーファーが同じビーチで安全に楽しめるように、海水浴エリアとサーフィンエリアに分けられます。また、ロングボードとショートボードのライドエリアが明確に分けられているポイントもあります。

混んでいる海では波の取り合いによるストレスが原因でトラブルに発展してしまったり、思わぬ事故を招いてしまうことも…。

同じサーフィンでも、ロングボードはアウトで波を取りインサイドまで長く波に乗るスタイルに対し、ショートボードはインサイド側でのライディングが主体になります。

ロングボードとショートボードのすみ分けされていないエリアだと、ショートボードはロングボードに太刀打ちできず、アウトから次々やって来るロングの洗礼を受けることに…。

一口に、サーフィンと言ってもボードの種類によってライディングスタイルや最適な波待ちポジションが異なるため、「波に乗る」という部分では同じですが、まったくの別物として認識しておく必要があります。

さらに、最近ではロングボードでも波に乗ることが難しそうな、わずかなウネリさえも捉えることが可能な「ハイドロフォイルボード」の存在もあり、ますます同一エリアで各ボードの共存が困難になりつつあります。

そこで今回は、変化しつつあるサーフィンを取り巻く環境が直面している現状、問題点についてご紹介します☆

事故のない海の実現

An accident-free sea

社会にルールがあるように、海にも同じように“ルール&マナー”があります。海はサーファーだけのものではありません。

サーフィンが出来る環境が整っているのは、長年美しい海と海岸を率先して大事に守り続けている地域住民、ローカルの存在があってのものだと思います。

相手をリスペクトする気持ちを持ってサーフィンをすると、海の上での“ルール&マナー”も、理屈ではなく感覚的に判断できる様になります。

一般的なところで言えば、ローカリズム、良識、ゲッティングアウト、波待ち、ドロップイン、ボードのキープポジションなどは、相手をリスペクトする気持ちを持っていれさえすれば、きっと皆が笑顔で楽しく安全にサーフィンできるハズです!

そこで、サーフィンをする上で知っておきたい知識が詰まった一冊をご紹介します☆

「ショートボード・ビギナーズ・バイブル」は、最初に手にする、ハウツー本としておすすめの一冊です。

豊富な写真と丁寧な解説に合わせ、分かりやすいDVDが付属されているため、映像で動作を確認することが出来ます!

この本からあなたの安全で楽しいサーフィンライフスタートさせましょう♪

ただ、残念ではありますがサーフィン中に起こる事故の発生が後を絶ちません。

それが、「ハイドロフォイルボード」による事故であれば、性質上、最悪の場合死に至るほどの危険をはらみ、死なずとも悪い結末が待ち受けていると、Mr.フォイルボードことプロサーファーの「カイ・レニー」が警鐘を鳴らしています。

これを機に是非「ハイドロフォイルボード」の”危険性”を心得ておきましょう!

魅力と危険性

Attraction and danger

ハイドロフォイルボードの特徴と魅力は、通常のサーフボードとは異なり、ボードの下に取り付けられたフィン状のアタッチメントが海中を進むことで揚力が生まれ、まるで空中を飛行するかのようにボードが浮き上がります!

海面に触れることがないため抵抗が少なく、かなりのスピードを生み出すことが可能です。波の割れる力でなく、うねりの力をそのまま貰い受けスピードに転化するという新感覚のサーフボードです!

以前、コチラの記事で仕組みや魅力について解説しているので合わせご覧ください☆

ハイドロフォイルボードはサーフィンとは全く違った、まるで浮いているかのような感覚を体感できる反面、ボードの下に取り付けられた特徴的なフィンが人に接触した場合、大怪我を負う危険性が高くなります。

また、サーフィンに比べてスピードが出る上に、水中翼はとても固いため、その危険性は容易に想像できます…(>_<)

くれぐれもボードのコントロールもままならないサーフィン初心者は、ハイドロフォイルボードから始める等といった事は決してしないように! 必ず経験者から指導を受けた後に楽しむようにしましょう!

とはいえ…このハイドロフォイルボードは、初心者であってもアッという間に乗りこなせるようになります!

実際に、音楽界のカリスマ!スティーブ・アオキがフォイルボードに初挑戦した様子をご覧いただき、どれほど容易に乗りこなせるものかお確かめ下さい!

心得ておくべきこと

Things to keep in mind危険性を訴えられながらも世界中でその人気は止まるところを知らず、高まり続けているハイドロフォイルサーフィン。

ブームは今や、SUPやカイトサーフィンなど、更に幅広い分野へと広がり続けています。

トッププロサーファーがフィーチャーして、一大ブームを巻き起こしたモノは数多く、最近で言えば、もはやボード選びの定番となった「スポンジボード」もそのひとつです。

今後、ハイドロフォイルサーフィンもスポンジボードと同じように広がりを見せた場合、重大な事故が起こる前に、楽しさを伝えるのと同時に、危険性や問題点をどこまで周知させることができるかが、今後の課題になるのではないかと思います。

くれぐれも事故の無い、楽しいマリンスポーツライフを心掛けましょうね!

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