24Feb
ここ数年、ドライスーツを着てる人が多くなりましたね^^
寒くない、着替えが楽、動きやすいという理由から、メーカーも年々改良を続け新製品が続々出ています。
でも、「そもそもセミドライと何が違うの?」と疑問に思う人がいると思います。
この記事では、サーフィン初心者やウエットスーツの購入を検討しているけど「何がどう違うの?」って方のために、ドライスーツとセミドライの違いについて解説していきます☆
高価な商品ですからしっかりと違いを知って、快適な冬を過ごしましょう!
単純な構造の違い
生地はどちらも同じです。ジャージだったりラバーだったりはモデルによって異なります。
一番の大きな違いはブーツが一体化しているかどうかです。
セミドライスーツはその名の通りセミであり、完全なドライではありません。むしろそこそこ水は入ってきます。
極力入らないようにしているのがセミドライ。形もごく一般的なウエットスーツです。
大体は裏地が起毛になっていて、糸と糸の間に空気の層を作り保温性を高めています。
対してドライスーツは構造上、足からの浸水がありません。
首元もラバー生地を使用していたり、手首はほとんどの商品が二重構造のダブルカフになっているのでグローブからの浸水もほとんどありません。
全く入ってこないのかというと、実はちょっぴり入ってきますが、正しい使い方をすれば体温を下げるほど濡れないというわけです。
気になるメリット・デメリット
「じゃあドライスーツが良いじゃん⁉︎」と普通は考えますが、やはりどちらにもメリット・デメリットがありますのでご説明します。
僕はどちらも経験済ですので、主観の部分もありますが是非参考にしてみて下さい☆
【セミドライスーツ】
○メリット
・安い
・乾きが早い
・洗うのが楽
・波のサイズ関係なく使用可能
・オシッコし放題(笑)
●デメリット
・水はそれなりに入る
・真冬は防寒対策が必要(ブーツ、グローブへの浸水を極力防ぐ等)
・着替える時寒いw
【ドライスーツ】
○メリット
・水がほとんど入ってこないので寒くない
・着替えの時も寒くない
・気温によって中に着るもので体温調整が出来る
・全身3mmのものだと、5mmのセミドライよりも軽い
●デメリット
・乾きにくい(ブーツが付いている為、底に水が溜まる)
・空気を含むため浮きやすくドルフィンがしづらい = 大きい波の時は使えない
・エア抜きをしっかり行わないと事故に繋がる可能性がある
・定期的に浸水チェックなどのメーカーチェックが必要
・ジッパータイプのものだと擦れて痛くなる可能性がある
・ちょっとでも濡れることが許せなくなってくる(笑)
…とまぁ、こんな感じです。
どちらにもメリット、デメリットがあり、波のサイズや気温に合わせて使用する事が大切な部分になるかと思います。
ドライ or セミドライ
結局、どちらが良いのか?ってことなんですが…こればっかりは個人の好みだったり、寒さが苦手な人、性別、体型など、一概になんとも言えません。
僕はどちらも実際に使った事があるので、僕なりの捉え方をお伝えします。
結論から言うと、僕は断然セミドライ派です!
だって、好きな時に好きなだけオシッコが出来るからッ!
…というのは冗談ですがwww
ドライスーツと比べると動きやすく、洗うのも簡単!波のサイズで選ぶ必要もない。
そんな理由から冬でもセミドライで過ごしています。
ドライスーツも使用しましたが、ジッパーが擦れ、インナーを着ていても擦れて苦痛だった…(*>д<*) そして、洗うのがちょっと面倒。
定期的な浸水チェック(1シーズン終わったら出すのが理想)というのが億劫。
そんな理由から2シーズンほど使って売ってしまいました。
売らないで取っておけば良かったなぁ~とは、今のところありません。
ただ、あくまでも僕の主観ですので、茨城以北の水温が低い地域などでは抜群の保温性により重宝することと思います。
実際にドライスーツの試着貸出を行っているショップがあったり、セミドライとドライの中間のようなライトドライや、ネックエントリー型の物も発売されているので、やはりサーフショップで詳しく説明を受けると良いかと思います。
好みやシーンに合わせて適切なチョイスを!
いかがでしたでしょうか?
ウエットのチョイスを間違えるだけで、やりづらくなって集中力が散漫になり、体温と共になんだか気分も落ちてきます。。。
海から上がるまではギアのことなど気にせず「波乗り」に集中したいのがサーファーの性。
冬の海で楽しむためにもドライ・セミドライ、両方のメリット・デメリットをしっかり理解しておきましょう!
そしてドライスーツは高価なので、試着して実際に使ってみることをオススメします。
年々進化するウエットスーツのおかげで、極寒の海も快適に過ごせるようになってきました。贅沢に2着あれば、その日によって使い分けることも可能です。
この記事を読んでくれた方のベストなウエットスーツが見つかることを願っております!
※下記の記事では冬の海でも快適にサーフィンする方法を紹介しています☆
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