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NO SEA, NO LIFE.

サーフィンは海や川だけじゃない!?日本のウェイブプールの昔と今!コレを知らなきゃサーファーとは語れない!?

意外に思うかもしれませんが、日本は世界に先駆け、1990年代、サーフィンが出来るウェイブプールが各地にありました。

しかし、経済的な理由から、残念ながら次々に閉鎖していき、一時は国内からその姿を消し、しばらくの間新たな動きを見せることがありませんでした。

そんな中、再びウェイブプールが世界的にブームとなり、ついに!長い沈黙を破り、日本にもウェイブプール建設計画のニュースが飛び込んできました!

その一つに“ケリースレーター”のウェイブプール「Surf Ranch(サーフ・ランチ)」の日本への建設計画です。

コチラに関しては、前回詳しくご紹介させていただきましたので合わせてご覧ください!^^

これに先駆け、波のクオリティが以前日本にあった施設よりも格段にパワーUPして、新たな人工サーフィン施設が各地に建設が進んでいます!

今回はそんな、今まさに建設ラッシュに湧く日本のウェイブプール事情をご紹介します♪

この記事を読み終えた時には、足を運びたくなっていること間違いなしです!ヽ(≧▽≦)ノ 

日本の歴史に名を残したウェイブプールとは?

Seagaia

今話題のウェイブプールの原型になったともいえる素晴らしい施設が、すでに約30年前の日本にあったことをあなたはご存知でしょうか?

80年代後半から90年代にかけて、

「伊豆長岡スポーツワールド」
「東武Suoer Pool」
「宮崎シーガイヤ」
「ワイルドブルー横浜」 などの、

サーフィンが出来るプールが各地に誕生しました。

当時の様子が残る映像がコチラです☆

上記は宮崎シーガイヤ内にあった「オーシャンドーム」といわれるウェイブプールです。

1993年に総工費約420億円を投じ開業された当時は、世界中に衝撃を与えました。

サイズは、奥行き300m、幅100mで、高さは38mで大理石を砕いてつくった長さ140mの「世界最大の室内ウォーターパーク」としてギネスにも登録されました。

波質は、少しバックウォッシュが入った波も混じるものの、チューブセクションあり、マニューバーアクション可能な造波プールで、波のサイズも大、中、小と選ぶことができ、サーファーのレベルにあった波でサーフィンを楽しめたそうです。

約10年前の技術とはいえ、最新の施設に見劣りしない、今でも十分満足いくクオリティだったことが伺えます!

現存していないことが非常に残念です…(T^T)

現在は、「ウェイブプール」再建の夢は叶いませんでしたが、2017年に大規模リニューアルを終え、日本屈指のリゾート地へと新しく生まれ変わりました。

近くには、世界的に有名なサーフポイント「木崎浜」があり、存分にサーフィンを楽しむことができるため、「シーガイア」を拠点に大人を愉しむ優雅なリゾートタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?^^

そして、忘れてならない旅のお供といえばコレ!

定番の観光スポットはもちろん、話題のイベントやグルメなど、観光情報が盛りだくさん掲載されたコチラをお忘れなく!笑

アジア初上陸!

Citywave Tokyo

人工サーフィン施設「Citywave Tokyo」が、ついにオープンを迎えましたッ!

それも、大井町駅西口から徒歩5分と東京の中心地に誕生し、駅から近い好立地にあるため、今後、施設が果たす役割に期待がかかります!

今までサーフィンに接する機会がなかった人から、さらなるスキルUPを目指す人まで、レベルに合わせて楽しむことができます♪

コチラは波の高さ1mの中級者コースの映像です☆

「Citywave Tokyo」がサーフィン普及の拠点となれば、気軽に楽しめる身近なスポーツとして認知される日もそう遠くはないでしょう!

この「Citywave」は、以前ご紹介した「Surf Ranch」「Wave Garden」のウェーブプールの造波システムとは少し違います。

この2つについては、コチラの記事で詳しくご紹介していますので合わせてご覧ください♪

「Citywave」はドイツの企業が開発したシステムで、3月に同国オスナブリュックにあるファッション&スポーツストア”L&T”に登場し話題を呼んだ、あのウェーブプールです!

誕生のキッカケとなったのは、今では有名になったドイツ・ミュンヘンにあるアイス川でのリバーサーフィンです。

リバーサーフィンをヒントに造られたと聞くと、「水深が浅くて、怪我の危険性があるんじゃない!?」と思うかもしれません…。

しかーし、ご安心をッ!

特許取得済みのディープウォーターシステムにより水深が確保されているので、ワイプアウトしてもケガをする確率が低く、安心してライディングを楽しむことができます^^

もちろん、プール底は本物の川と違い、ケガの原因となる石や岩によって形成されていないので安全面にも配慮されています。

この「Citywave Tokyo」は広大なスペースに8種類のスポーツを含む13の施設が配置された、複合スポーツエンターテインメント施設「スポル品川大井町」内にあります。

サーフィン以外にも、多くのスポーツを手軽に楽しむことができる施設として注目を集めています。気になった方は、施設の入場は無料なので、一度見学に足を運んでみてはいかがでしょう^^

 ⇨Citywave Tokyo

スポーツ以外にも脱出アトラクション、メインダイニング、キッズランドなど、大人から子どもまで楽しめる、エンターテインメント空間なので、家族で出掛けてもOKです♪(*^^*)

ウェイブプールの魅力と未来

The charm and future of surfing

ウェーブプールの魅力は、なんと言ってもいつでもサーフィンができることでしょう!

完全にコントロールされた波で、自分の思い通りの波乗りが可能なため、サーフィンの練習はもちろん、リラックス目的で仕事帰りに気軽に立ち寄ってもOK!

夜間のライトアップされた中でのサーフィンは、海とはまた違った雰囲気を楽しめます♪

何より、今まではサーフィン初心者が避けては通れなかったパドリングの壁にぶち当たることがないため、「波に乗る」感覚を簡単に味わうことができます。

多くの波に乗れるということは、正しいスキルを早い段階で身に着けることができるため、その後の成長に大きく関係してくることでしょう!

今後、日本を含め世界各地にウェーブプールが続々とオープンしていけば、そこで身に着けたスキルを海でも生かし、どこのサーフポイントでも安全にサーフィンを楽しめる日が近く訪れることでしょう^^

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