1May
せっかく暖かくなってきたのに、もうすぐそこに迫っているのが梅雨です。
雨の日が多く、湿気でジメジメ( ;´Д`)
何一つ良いことはありませんが、サーフィンにとってはそこまで影響はありません。
しかし、何点か注意しなければいけない事があります。
これから迎える時期を快適に過ごす為にはどうすれば良いかをご説明します☆
梅雨時期の波
梅雨の時期は太平洋側に限って言うと、波が無くなる事が多いと言われています。
春の季節風などがもたらしたうねりは無くなり、梅雨前線がもたらす雨のみにスポットが当たってしまうのが梅雨。
気圧配置も穏やかで、期待できるとすれば、わずかな吹き出しによるうねりと台風です。
台風はまだ活発になる時期ではありませんが、1度は恩恵をもたらすはずです。
今年は先日ようやく台風の発生が発表されました。
台風が発生しないと心配の声も上がりますが、2016年は3つ同時とか稀なケースもありましたので必ず来るはずです。信じて待ちましょう!
梅雨前線は夏をもたらす太平洋高気圧から吹き出される暖かい南よりの風と、6月頃に最盛期をむかえるオホーツク海高気圧から吹き出される冷たい北よりの風がぶつかる境界で形成されます。
重要なポイントは前線を境に、南側では南よりの風が吹き続き、北側では北よりの風が吹き続くという特徴があります。
波は同じ方向に吹き続く風で発達するので、前線の南側では南寄りのうねりが発達します。
以上のことから、太平洋側は南向きのポイント中心に波がありそうですが、実際はそう上手くはいかないことが多いです。
それは、前線が南海上に停滞している状態では、せっかく波が前線の南側で発達しても、前線の北側で吹き続く北寄りの風にウネリを抑えられてしまう為です。
その為、梅雨前線が停滞している時期に太平洋側で波が立ちやすいのは、前線が沿岸よりも北側まで北上している場合となります。
ただし、その場合はオンショアが強まりやすいため、コンディションはあまり期待出来ないかもしれません。
梅雨前線は先に紹介した2つの高気圧の勢力バランスなど、様々な要因で日々上下に移動しています。
その中で、太平洋側で期待できるようなコンディションとなるのは “沿岸よりも北側に停滞していた前線が、南海上まで南下する日“です。
前日までに風で乱れつつサイズアップした波が、オフショアに変わりまとまる可能性が高い日となります。
このように、梅雨前線というものは、なんとなく波の立ちにくい印象がありますが、前線の位置によって良いコンディションはあるという事です。
つまりタイミングが良ければ、遊べるタイミングことがあるということです。
雷だけは本当に恐い!
梅雨時期の大気は不安定です。
大気が不安定という事は急な天候の変化が起こる可能性が高いという事です。
一番気をつけなければいけないのは真っ黒な雷雲。
さっきまでなかったハズなのに急に現れます。
ちょっとでも怪しい雰囲気があったらすぐに海から上がりましょう!
鳴り始めてからでは遅いです。
雷が鳴り始めても構わず入り続けている人がいますが、完全に自殺行為です。
広い海の上で雷が落ちるとすればサーファーしかいません。
他に落ちるようなターゲットがないのですから…
そして、仮に誰かに雷が落ちると周りのサーファー全てに感電します。
自分だけに当たらなければという考えは通用しないのです。
海の雷は本ッ当に恐ろしいんですッ!下記の記事を参考にして下さい。
命あっての楽しいサーフィン!
遊びたい気持ちはわかりますが、ここはグッとこらえて海から直ぐに上がりましょう!
サーフィンは梅雨時期の最強アクティビティ!?
普通に考えてみましょう。
一般的に梅雨の時期は雨の日が多い為、「外に出かけよう!」とは中々なりません。
むしろ引きこもりがちになってしまいますよね^^;
でもサーフィンを始めとする海のスポーツは、そもそも濡れますから雨が関係ありません。
むしろ雨が強くなると、面が整いやすくなるなんてメリットもあります。
夏のピークになる7−8月の宿泊代は高めですから、この人気のない時期にサーフトリップってのもオススメですよ!
格安で行ける事間違いありません^^
梅雨時期は夏をイメージしながら
結局、波もそれほど期待できず、雨も降りやすく気温も低く寒い日が続く。
おまけに雷まで鳴ってしまったら、梅雨時期のサーフィンに魅力は感じられないかもしれません…。そんな時は後に来る爽やかな夏をイメージしましょう☆
「夏のサーフィンのために!」
「パドル力維持のために!」
と、モチベーションを高めておけば苦ではありません。
ぜひ、捉え方を変え、ジメジメ蒸し暑い梅雨を楽しんでみてはいかがでしょう?^^