4Dec
最近、タレントやモデルの方でもハーフの人が多く活躍されていますよね。
サーフ界においても、活躍が期待されている若手のひとりで、オーストラリア人の父と日本人の母を持つハーフサーファーが存在します。
日本ではまだあまりその名が知られていませんが、近い将来、ビジュアル・サーフスタイル共に確実に世界に名を残すであろう“コナー・オレアリー”を一足早くご紹介します☆
サーフィン界のサラブレット☆
■生年月日:1993年10月12日
■出身地 : オーストラリア
■スタンス:グーフィー
なんと!JPSAショート 女子グランドチャンピョンの“柄沢 朋美”を母に持つ“コナー・オレアリー”は確実に親の血を継ぎ、マニューバーラインもしっかり意識しながらもアグレッシブ・スピードともに素晴らしい高さあるエアを得意とします。
そんな彼のライディング映像がこちらです!
意外とサーフィンを始めたのは14、15歳と遅く、にも関わらずこの卓越したライディングはまさにサーフィン界のサラブレットの証と言えるでしょう!
着実にランキングアップ
“WQS”で最もグレードが高い“WQS 10,000”で見事優勝を果たし、仲間に担ぎ上げられて笑顔をみせる“コナー・オレアリー”。
現役の“WCT”選手が多く出場する“WQS 10,000”での優勝は非常に大きな意味を持ちます。
WQSは、いわば、ワールドツアーへの登竜門といえるコンテスト。
“WCT”や”WQS”とかって、名前はよく耳にするサーフィンコンテストだけど、ブッチャケどういったコンテストなのか実はよく知らない・・・。って人もいるかと思うので、ここでざっくり解説しますね ^^
“WCT”とは、メンズが世界のトップ34、ウイメンズが世界のトップ17という狭き門をくぐり抜けた「選ばれし者たち」が、世界中の海を転戦しながらチャンピオンを決めるツアーのことです。
そんなコンテストサーフィンの最高峰である“WCT”への参加資格を得るには、“WQS”に参戦して、年間ランキングでメンズは“トップ10”、ウイメンズは“トップ6”に入らなければいけません。
そんなWQSは、優勝者の獲得ポイントが異なる5つのグレードに分類されます。
WQS以降の数字がそれにあたり“1,000”“1,500”“3,000”“6,000”“10,000”が優勝者の獲得ポイントとなります。
なので、グレードが上がるに比例し獲得ポイントが多くなるので、必然的にレベルが高い選手が“WQS10,000”に集まるというわけです。
そして、WCTサーファーも年2回は“WQS10,000”に出場する義務があります。
そんな条件の中、まだWCTに参戦してない選手がWQS10,000”で優勝することが如何に難しいことかがお分かりいただけたと思います。
少年野球のバッターがプロ野球選手のピッチャーからホームランを打つぐらいの難しさではないでしょうか・・・!?笑
Future trends
少し気が早いかもしれませんが、2020年の東京オリンピックまで3年を切り、オリンピックの種目に選ばれたサーフィンを見られることが待ち遠しいと共に、日本から出場する選手が気になるところですよね^^
仮に、日本とアメリカ両国籍を持つ“五十嵐 カノア”が出場するとなると、もしかしたら日本代表で出場する可能性はありますが、“コナー・オレアリー”は、日本のスピリッツは持っていますが国籍はオーストラリアなので、日本代表としてオリンピックに出場することはできません。
日本代表“コナー・オレアリー”を観られないのが非常に残念です(*´Д`*)
もしコナーがオリンピックに出場しても、あくまでオーストラリア代表なので、会場では周囲の顰蹙(ひんしゅく)を買わない程度に応援することをお勧めしまーす ^^
いずれにせよ、今後も世界の舞台で活躍する“コナー・オレアリー”のライディングから目が離せませんッ!!