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パイプラインはサーフィンの聖地! 巨大な波に挑むサーファーの性と恐怖と感動のパイプラインの魅力!

あなたが「サーファーになりたい!」と思ったキッカケって何ですか!?

「友達がやってたから」「カッコイイから」「女子にモテそうだから」というのもアリですが、中にはパイプラインの波に乗るサーファー映像を見て「やってみたいッ!!」と思った人もいるのではないでしょうか?

チューブの中に入り、波の壁を手でなぞる・・・。

「キャーーーーーーーーーッ!!」\(≧∀≦)/

個人的には、想像しただけで叫ぶくらいの興奮なんですが、似たような人も中にはいると思います。いや、絶対にいるハズ!(←願望)

サーファーなら誰もが憧れ感動する“パイプライン”

死ぬまでに1度は乗ってみたいと思ってしまう、危険なパイプラン。

そんなパイプラインについて、今、一生懸命調べている初心者サーファーさんにも、分かりやすく紹介したいと思います☆

パイプラインとは?

What is a pipeline?パイプラインとは、ポイントの名称で、正式には「THE BANZAI PIPELINE(バンザイ パイプライン)」と言います。

ハワイのオアフ島、ノースショアのエフカイ・ビーチパークに位置し、ワイキキからだと、北に向かって車で約90分ほどの場所です。

サーフィン発祥の地でもあるハワイには、サーフポイントがたくさんありますが、

パイプラインはその中でも、世界最大級の巨大な波を作り出すポイントの1つです。

この波に乗ろうと、世界中のプロサーファーがやってくるので、本当に恐怖あり、感動ありのポイントなのです☆

ところで、「バンザイ パイプライン」という響き、日本人なら「え?万歳!?」って気になりますよね!?^^

名前の由来は諸説あるようですが、”グレッグ・ノールがワイプアウトした時に両手を上げたため、撮影していたカメラマンから「バンザイ・パイプライン」と呼ばれるようになった”という説が多いです。

本当のところは分かりませんが、豆知識として覚えておくといいですね^^

巨大な波はどうやって作り出されるのか!?

Reason for generating a huge waveこの巨大な波を作り出すのは、なんと日本の気候にも関係があります☆

それは日本の冬、西高東低の冬型気圧配置が強まった低気圧が、アリューシャン列島を北に発達しながら進んでいくと、うねりのある強力なパワーの波が作り出され、オアフ島のノースショアに到達します。

長い時間をかけて到着した波は、ビルの5階の高さになることもあると言われるくらい、巨大な波となってパイプラインで一気にブレイクするのです!

も~~~~~、本当にすごいですよね!!

この波で作られるチューブの美しさは、サーファーじゃなくても魅了されてしまうかもしれません☆

ぜひ、パイププラインの動画もご覧下さいッ!

なぜパイプラインは危険なのか?

Pipeline dangerパイプラインが危険と言われるのは、「波が大きいから」という単純な理由だけではありません。

パイプラインの波のパワーは、1日で20本のサーフボードを折ると言われ、巻き込まれれば大きな怪我はもちろん、ワイプアウトでは死に繋がることだってあります。

水深1~2mの海底には、鋭く尖った溶岩のリーフもあります。

溶岩リーフに頭をぶつけたり、足を突っ込んでしまった状況を想像してみて下さい。

危険でしょ? (; ̄ー ̄A

こちらは、エバン・ガイゼルマンが失神した時の動画↓

これだけでも怖さが伝わるのですが、失神はまだまだ良いほうで、骨盤を骨折したり、脳出血になったりする選手だっています。

ここが、プロサーファーでも事故多発の恐ろしいパイプラインなのです。

パイプラインに挑むなら、まずは恐怖心との戦いですね…(;^_^A

パイプラインマスターズ

Pipeline Mastersサーフィンの大会はいろいろとありますが、1年に1度だけ、世界から選ばれたプロサーファーだけが参加できる大会、「パイプラインマスターズ」があります。

ワールド・チャンピオンシップ・ツアーの最終戦で行われ、サーフィン大会の中でも、もっとも最高レベルの大会です!

サーファーならもうご存知だと思いますが、去年の「パイプマスターズ2016」では、日本人の五十嵐カノア選手が準優勝しましたよね♪

「ミッチェル・ボレーズ」との決勝動画はこちら↓

パイプマスターズでは最年少での参加、日本人では初めて準優勝!

本当にすごいですよね♪^^

そんな五十嵐カノア 選手については、コチラの記事で詳しく解説していますので、良ければ合わせてお読み下さい☆

そして、サーファーなら「一生に一度は見てみたい」というパイプラインマスターズ。

一般のサーファーはパイプラインマスターズに出場するのは無理ですが、大会を見に行くことだったらできますよね♪

ハワイまでのチケットを手に入れて、自分がパイプラインに乗り込めばいいだけです!

考えてみたら、入場料もいらないし、プロサーファーを間近で見れるし、運がよければ、憧れのプロサーファーと一緒にサーフィンができるかもしれません!

そして、サーフィンと同じくらい惹かれるであろうハワイ観光もできちゃいます♫

一石二鳥、いや三鳥?笑

今年のパイプラインマスターズには間に合わないかもしれませんが、来年、再来年あたりなら、お金をためて、計画してみる価値はあるかもしれませんね^^

その頃なら、もしかすると「NO SEA, NO LIFE.」主催。

”パイプラインマスターズを見に行こうツアー in ハワイ” が開催しているかもしれませんw

その時は、ぜひご参加下さい !笑

それでも波に乗る理由

Reasons to ride a wave先日、サーファーの友人とパイプラインについて話しをした時のこと。

私 :「パイプラインでサーフィンしたいと思う?」
友人:「昔は憧れたな~」
私 :「今は?」
友人:「今は死ぬわけにはいかない・・・」

と、家族が増えたこともあり、ずいぶん生々しい話に変わってしまいました(; ̄ー ̄A

それほどパイプラインは危険だということですよね。

でも、危険なのはパイプラインだけに限らず、どこの海でも危険はつきものです!

”それでも、波に乗ってしまうのはなぜですか?”

サーフィンの上達に伸び悩んだ時や壁にブツかったとき、この言葉を自分に問いかけてみたら、意外とスランプから抜け出せるかもしれませんね^^

サーファーならばいつかは目指したいパイプラインに向けて、これからも波乗りライフを楽しんでスキルを磨いておきましょう☆d(*>v<*)b☆

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