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レジェンダリー サーファーズ #21 Mick Fanning(ミック・ファミング)

SNSはもはやテレビや雑誌、ラジオなどの情報媒体を上回る影響力を持ち今では情報収集には欠かせないツールとして世間に浸透したと言えるでしょう。

SNSの特徴は何と言っても手軽に多くの人とコミュニケーションが取れることですが、その手軽さが仇となり使い方次第では思わぬことに・・・。

それはSNSを通して引退報告をした、あのオーストラリアを代表するトップサーファー“ミック・ファニング”も身をもって感じたことでしょう!

引退報告をSNSで行うとは何とも今時ですが、もちろんサーフィン界の大スターがこの投稿をもって引退出来るわけもなく、その後はメディア出演に駆け回っていました^^; 

引退は残念な事ではありますが、その出演したメディアで今後はフリーサーファーとして活動していく意向を明らかにしたので、今までとはまた違った“ミック・ファニング”のサーフィンを見られる事が今から楽しみです♪

その前に、現役最後のシーズンで4度目のワールドチャンピオン獲得に期待がかかる彼のこれまでの活躍を振り返りながらご紹介していきたいと思います!

ベルズ始まりベルズで終わる

Rip Curl Easter Pro■生年月日: 1981年6月13日
■出身地   : オーストラリア
■スタンス: レギュラー

“ミック・ファニング”は2001年にワイルドカードで“Rip Curl Pro Bells”に出場し、見事!WCT初優勝を飾りました。

まさに“ミック・ファニング”のワールドツアー人生はこの“Rip Curl Pro Bells”から始まったと言えます。

そんな、原点ともいえるコンテストを現役最後の舞台に選び、最後にどんなサーフィンを見せてくれるか注目が集まります!また同時に、“ミック・ファニング”に敬意を表した選手たちの行動が話題となっています!^^

それがコチラの映像です↓

本来、“Rip Curl”のブランドカラーは“赤”ですが、ブランドを代表する選手である“ミック・ファニング”だけに使用が認められた“ブラックカラー”のオリジナルロゴステッカーが存在します!(゚Д゚;)

彼の象徴である“ブラックステッカー”を“Rip Curl”の選手たちがボードに貼ってイベントを盛り上げる一幕もあり、いかに彼がチームから愛されているかが伺えますね!

引退を撤回なんて奇跡が起こればいいな…(*^^*)

サーフィンのメッカ☆

Bells Beach“ミック・ファニング”にとって特別なイベントとなった“Rip Curl Pro Bells”の開催地“ベルズ・ビーチ”は、オーストラリアの中でも有名なビーチの1つです!

その理由は、ワールドツアーのコンテストの中で長い歴史を持つ“Rip Curl Pro Bells”で数々の伝説や名勝負が繰り広げられ、云わばサーファーにとって聖地と言える場所だからです。

そんな、サーファーであれば一度は行ってみたい!いや、行くべきである“ベルズ・ビーチ”の魅力をご紹介いたしましょう!

ビクトリア州メルボルンから南西に100キロの所に位置し、南半球のハワイとも言われます。ハワイと聞くと温暖なイメージを持ってしましがちですが、南極海から押し寄せる波で年間を通して水温は低めで夏場でもフルスーツが必要です。

波はライトブレイクのサーフポイントが2つあるリーフブレイクで、4〜9月の冬には6〜8フィートのショルダーの張ったビッグウェイブになり、その波はトップサーファーたちを魅了してやみません。

10〜3月の夏も、充分ロングライド可能なアタマ位のファンウエイブが楽しめますが、その位のサイズでは波に肥えたローカルサーファーの数も少なく比較的空いていることがあるので狙い目となります!

また、近くにはトーキーという町があり、サーフィン以外でも楽しめます♫

サーフブランドで有名な“リップカール”や“クイックシルバー”発祥の地であることから、サーフグッズをショッピングしたり、ミュージアムや殿堂博物館でサーフィンの歴史に触れることも出来ます。

サーフィンのみならず素晴らしい景色、活気溢れるサーフ・カルチャー、シーサイド・リゾートが楽しめる観光スポットとしてもオススメです^^

この映像を見たら、行きたくなること間違いなし!

良きライバルであり良き友

Creatures of Leisure“ミック・ファニング”はワールドチャンピオンに3度輝き、ワルドツアー・イベントでは22回の優勝を果たしました。

しかし、ツアーサーファーとしてここまで歩んできた道のりは、決して平坦だったワケではありません。

2002年にツアー選手として華々しいデビューを果たした2年目の2004年、キャリアを脅かすような大ケガをインドネシアのメンタワイで負ってしまいました。

しかし、そんな逆境をバネに、翌年には驚異的な早さでツアーに復帰し、勢いそのままに3年後には初のワールドタイトルを勝ち取りました! 

そんな試練を乗り越えてきた彼ですが、さらなる試練が立て続けに襲い掛かります・・・。

それは、試合中のシャークアタックから始まり、心の支えでもありヒーローであった実兄の突然の死など、次々に苦難に見舞われます。

しかし彼は、そうした苦難を尽く乗り越えてきたワケですが、その陰には、以前ご紹介したジョエル・パーキンソンの存在があります。

“ジョエル・パーキンソン”とはジュニア時代からタイトルを争うライバル関係でした。

それはいつしか、友情へと変わり、苦楽を分かち合う“良きライバルであり、良き友”の関係を築いていったのです。

他にも、良い時も悪い時も“ミック・ファニング”を近くでサポートし続けたスポンサーの存在は大きかったと言えるでしょう!

特に今ではオーナーとしてビジネス面で活動を行う“Creatures of Leisure”との絆の深さは相当のものだと感じることが出来ます。 

そんな“Creatures of Leisure”のギアから“ミック・ファニング”がオススメするリーシューコードがコチラです↓

サーフィン中のいざという時の命綱とも言えるリシューコードはやはり、“ミック・ファニング”も信頼を置く“Creatures of Leisure”で決まりですね!

With It Mind.

今回はオーストラリアのスーパースター“ミック・ファニング”をご紹介いたしました!

スターであるが故に、周りからの期待やプレッシャーがある中で、トップに居続ける事は計り知れない苦難の連続だったことでしょう・・・^^;

これまでの“ミック・ファニング”の功績は、多くの友達や家族の支えがあっての事だとよく分かりますね! 彼から“人に対する感謝する気持ちを忘れてはいけない”と改めて教えてもらった様な気がします。

“ミック・ファニング”の新たな挑戦をこれからも日本から応援し続けましょう☆

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