26Feb
景気の低迷、不穏な社会情勢をもろともせず!!!依然、海にはたくさんのサーファーが溢れかえっています。
仕事や大学がリモートになったおかげで、新たにサーフィンに挑戦する方も多く、実際にサーフボードの売り上げも伸びているそうです。
この記事を読まれてる方でも、「暖かくなったら、サーフィンを始めてみたいなぁ」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなサーフィン初心者のあなたが一番最初に手にするサーフボードの選び方と、中古または新品サーフボードのメリット、そしてより気軽にサーフィンを始めるためのアイテムをご紹介したいと思います!
初めてのボードはここをチェック
サーフィン初心者にとって「どんなサーフボードを選ぶか」は、とっても重要。ステップアップの近道は、あなたのスキルに合ったサーフボードを選ぶことだからです。
サーフボードのパフォーマンスは、さまざまな要因の相乗効果によって生み出されます。
ぜひ、初めて手にするサーフボードは、次のことをチェックしてみてください。
○長さ
サーフボードの長さによって、大きく3つに分類されます。
・ショートボード(6〜7ftくらいまで。ノーズが尖っている。)
・ミッドレングス(7ft〜8’11ft)
・ロングボード (9ft以上)
サーフボードの長さが短いほどコントロールしやすくなりますが、バランスが取りづらくなります。反対に板が長くなれば安定性と推進力は増しますが、コントロールが取りづらくなります。
ショートボードのコントロール性とロングボードの安定性のいいとこ取りをしたのが、中間の長さミッドレングスです。
○幅
ノーズよりに幅を持たせると、パドリングやライディングの安定性が上がりますが、素早いアクションが取りづらくなります。
テールよりに幅を持たせると、波の持ち上がる力を受けやすくなるのでテイクオフが早くなりますが、回転性が低くなります。
サーフィン初心者にはアクションや回転性を重視したシャープなサーフボードよりも、アウトラインに丸みを持たせたものがおすすめです。
○レールの厚み
レールとはサーフボード側面のことです。
レールの厚みがあるボキシー、レールの厚みを削ぎ落としたテーパー、中間の厚みのミディアムボキシーに大きく分類されます。
脚力がないサーファーは、レールを薄くすることによってがターンがスムーズになりますが、サーフィン初心者にはレールの厚みを残したボキシーやミディアムの方が、ライディングが安定します。
○ロッカー
ロッカーとは、サーフボードのボトム面の反りのことです。
サーフボードの部位によって
・ノーズロッカー:サーフボード先端部分(ノーズ)
・エントリーロッカー:ノーズ側から入った水の抵抗を一番受ける部分
・プレーニングロッカー:海面との接水面積が一番大きくなる部分
・テールロッカー:サーフボード後方部分(テール)
・テールエンドロッカー:センターフィン〜後端部分
と呼び方があって、それぞれの部位でサーフボードに与える機能性が違ってきます。
サーフィン初心者はとくに、ノーズからエントリーロッカーまでの反りに注目してみてください。この部分の反りが強ければ強いほどパーリングしづらくなりますが、水の抵抗を受けやすくなるのでテイクオフに必要な推進力を得にくくなるデメリットがあります。
○コンケーブ
サーフィンを始めたばかりの方には、聞きなれない言葉だと思いますが、サーフボードのボトムに作られたくぼみのことをコンケーブといいます。
コンケーブはボトム面の水の流れをコントロールして、浮揚力を生み出す役割がある一方で、海面のコンディションを受けやすくなるという欠点もあります。
シングル、シングルダブル、チャンネルボトム・・・いろんなコンケーブの種類がありますが、サーフィン初心者ならオールラウンドに使えるように、あまり深いコンケーブの入っていないサーフボードをおすすめします。
○素材
サーフボードの素材も見逃せないポイントのひとつ。
もっとも一般的なPUサーフボードは、ウレタンフォームにポリエスター樹脂を使用しています。しなる素材なので、波のパワーを利用した伸びのあるターンが可能です。また、板に重さがあり、どんなコンディションでも安定性を発揮します。一方デメリットは、衝撃に弱いので取り扱いに注意が必要です。
硬さと浮力の強いEPSサーフボードは、発泡スチロールとエポキシ樹脂で作られています。浮力が強く沈みにくいので、テイクオフが速く、パワーのない波でも加速性に優れています。軽く持ち運びは楽ですが、風が強く吹くと煽られやすい欠点があります。
サーフィン初心者におすすめボードは中古?それとも新品?
あなたの理想のサーフボードはイメージできましたか?
次は、どのようにサーフボードを入手するか考えてみましょう。
友達の使わなくなったサーフボードを譲り受けますか?サーフショップやセカンドハンドで、中古ボードを購入するのもいいかもしれません。
それとも、気合を入れて新品のサーフボードを購入してみますか!?
サーフィン初心者のあなたにとって、初めてのサーフボードは中古・新品どちらの方が魅力的なのか。それぞれに考えられる理由をあげてみますので、参考にしてみてください。
○中古を選ぶ理由
その1:サーフボードの取り扱いに慣れていない
サーフィンを始めたばかりの頃は、とにかくサーフボードをあちこちにぶつけます!手を滑らせて落としてしまうこともあるかもしれません・・・。新品のサーフボードは1本10万円以上。決して安い買い物ではないですよね。サーフボードの取り扱いに慣れるまでは、中古品がいいかも!?
その2:ステップアップすると、新しい板が欲しくなる
ステップアップをするたびに理想のサーフスタイルを意識するようになるので、自分の理想像を求めて新しいサーフボードが欲しくなるものです。安定したテイクオフとレールを波に食い込ませて横へ行けるようになってから「自分の板を作るぞ!」なんて、モチベーションにしてみてはいかがでしょう?
○新品を選ぶ理由
その1:相談しながらレベルに合ったサーフボードが手に入る
友達や先輩から譲り受けたサーフボードが、あなたのスキルにピッタリだとは限りません。サーフィン初心者が、中上級者の使うようなサーフボードでスキルアップを目指すとしたら、遠回りになる可能性が高いです。
新品の板を買うならサーフショップでレッスンを受けて、あなたのレベルを把握してもらってから、理想のスタイルなどを伝えて見立ててもらうと良いでしょう。
その2:モチベーションがあがる!!!
サーフィンを初めて経験したあとは「この世で一番難しいスポーツなんではなかろうか・・・orz」と打ちひしがれるはずです。もし、本気で上達したいと思うなら、モチベーションを高めるためにサーフボードを新調するのもいいかもしれません!
もっと気軽に♪ソフトボードでサーフィンを始めよう!
サーフィン初心者にとって、初めてのサーフボードの購入は中古でも新品でもハードルが高かったりしますよね。
もっと気軽にサーフィンを始めてみたい方には、初心者から経験者まで幅広く楽しめるソフトボードをおすすめします。
リーズナブルで扱いやすい上に、強い浮力で小波でもテイクオフが速く、安定した乗り心地が魅力です。
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「CATCH SURF」は、ソフトボードの火付け役。オシャレな上に、機能性も抜群!初心者じゃなくても1本持ってたら絶対楽しめます!
失敗も成功への道!?
結論をパシッと言わせていただきますと、個人的にはサーフィン初心者は幅と長さが十分なミッドレングスがおすすめです。
なぜならば、サーフィンはテイクオフできなければ始まらないからです。
でも、いろんなボードに乗ってみて、自分の好みを探すのもまた楽しいものです。
浮力が足りなくて、パドリングもテイクオフもうまくいかなくても、ひとつの経験値として感覚に残りますから、それは必ず次につながる体験になるはずです。
ですが、結局のところ、自分がどのようなスタイルを理想としてるかでボードの選び方は変わってきます。
つまり、ここまであーだこーだ書いてきて言うのもなんですが、極論を言うと「人それぞれ」です。笑
サーフィンに大事なのは、ボード選びももちろん男児ですが、一番重要なのは、楽しむことと「継続は力なり」なのです!
あなたのサーフィンライフが充実することを願っております☆