9Mar
サーフィン中の顔や体の日焼け対策はバッチリ!という方でも、意外と唇まで気を遣っている方は少ないのではないでしょうか?
真夏の強い日差しの下でサーフィンをしていると、気づいた頃には日焼けで唇がヒリヒリ〜なんてこともありますよね。
実は、唇はとってもデリケート。
唇の日焼けは放っておくと、取り返しのつかない老化へと繋がります。
強い日差しから、あなたの唇を守りたい!!!(胸熱!)
今回は、サーファーの唇を守る紫外線対策と、効果的なリップケアをご紹介します!
そもそも、唇とは?
唇は、皮膚と口腔粘膜のあいだにある移行部。つまり、皮膚でもあるし粘膜でもある中間的な部分なんです。上唇は皮膚の延長として、下唇は粘膜の延長として発生しています。
角化細胞が極端に少ない唇は、たくさんの毛細血管に流れる血の色が透けて、赤く見えているのです。血色のいい、ほんのりとしたピンク色が理想的。
運動機能が未発達の赤ちゃんが、外界を探るために色んなものを口に運ぶことからわかるように、唇は触れたものの質感や温度を敏感に受け取る大切なパーツなんです。
そんな唇ですが、皮脂腺がまったく存在せず、毛も生えず、メラニン色素もとても少ない。とてもデリケートな部分でもあります。
皮膚より粘膜に近い唇は新陳代謝がとても早いので、ちゃんとしたお手入れをしてあげれば、すぐに効果が現れる部位なんです!
サーフィンにおける唇の日焼け症状
バリア機能が低く乾燥や刺激に非常に敏感な唇にとって、日焼けは大敵。
とくに海の強い紫外線を浴び続けるようなサーフィンでは、唇の日焼けによる症状はより一層深刻になりかねません。
日焼けといえども、火傷(やけど)であることをお忘れなく!
○唇の日焼けで起こる症状
日焼けによる唇へのダメージによって、赤く熱をもったような炎症や、火傷の後のような水膨れができてしまったりします。その後に、過度の乾燥によるカサつき、唇の荒れ、皮剥けなどが引き起こされます。
意外と多いのが、紫外線による皮膚のダメージと免疫力の低下で引き起こされる、あのイヤ〜なムズムズとした口唇ヘルペスの再発です。見た目も良くないし、なかなか治りにくいヘルペスは、とっても厄介な日焼けの症状です。
○唇の日焼けによる老化現象
恐ろしいのが繰り返される日焼けによって引き起こされる老化現象。
慢性的な日焼けは表皮の下の真皮層にまで到達し、表皮を支える土台になるコラーゲンやエラスチンを変性させたり、破壊します。これが「シワ」や「たるみ」の原因となります。
これを「光老化」というのですが、もちろん唇でもこの老化現象が起こります。
唇のコラーゲンやエラスチンが減少するにつれ、唇のハリが失われて、うすくしぼんだようになり、その結果、唇に無数の縦ジワができてしまうのです。
さらに、紫外線で毛細血管にまでダメージが及ぶと、唇の色がくすんできます。
大きな印象を与える唇の老化は、想像以上に老け顔に見せてしまうので要注意!
日焼けしてしまった唇の応急手当て
もしサーフィン前に、唇の日焼け対策を忘れてしまって、炎症を起こしてしまった場合は、すみやかに応急処置をしましょう。
炎症を起こした唇はとっても敏感になっているので、刺激を与えないように、やさしくケアをしてくださいね。
①クールダウン
水を堅く絞ったタオルなどを、そっと唇に当てます。
保冷剤や氷を使って一気に冷やそうとせずに、ゆっくりと患部の熱を取ってあげる方が、予後が良いような気がします。
②保護
熱がこもった感じが消えて唇がひんやりしてきたら、表皮の保護と乾燥を防ぎます。
ここでおすすめなのが、刺激の少ないワセリンです。ワセリンは石油由来ですが、精製して不純物が取り除かれているので、赤ちゃんも安心して使えますし舐めても害はありません。
また、ワセリンはウェットスーツの擦れ防止としても使えますので、持ってて損はないサーフアイテムですよ!詳しくは下記の記事を参考にしてください。
唇を保護する際、保湿成分配合のリップクリームなどは、弱った唇には刺激になってしまうので避けた方が良いでしょう。
我が家の伝家の宝刀。ワセリン+抗菌・抗炎症作用のあるアロエ配合。無添加なので、もちろん口周りにも安心して使えます。アフターサーフにも◎!
症状が重篤な場合は、早急に皮膚科で診察を受けましょう!
日焼けから唇を守る
顔用の日焼け止めを唇に塗る方もいると思いますが、口周りに使う日焼け止めは舐めてしまっても心配のない原料で作られたものがいいですね。
サーフィンでの唇の日焼けを防ぐのにおすすめなのがコチラ↓
スポーツやアウトドアを楽しむ人のためのUV対策シリーズ、ブリサマリーナ。強烈な紫外線や乾燥から、敏感な唇を守ります!
日焼け肌のためのスキンケアブランドSUNBERRY ORGANICSから地球と肌がしあわせになる!究極のハイエンドナチュラル日焼け止め
唇のデイリーケア
紫外線による唇の荒れや老化を防止するために、毎日のケアが欠かせません。
おすすめしたいのが、内側からのケア。東洋医学では、唇は内蔵(とくに消化器官)と深く関係していると言われています。
まずは、日々の暴飲暴食を控えて、食生活を整えることが大事!タンパク質も、ビタミン類も、ミネラルも全て健康な肌を維持するために必要な栄養素です。
忙しくて食生活の乱れが気になるあなたには、サプリメントがおすすめ。
ビタミンB2は肌の再生を促す効果があるので、荒れてしまった唇を内側から修復してくれます。またビタミンCは肌の免疫機能を高めてくれたり、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。
こちらは内側からの日焼け対策サプリメント。ビタミンB群・ビタミンCに加えて、エラスチン・コラーゲン・プラセンタが配合!
リップクリームや角質ケアなどに頼らなくてもいい、健康的な唇にしたいですね。
予防は治療に勝る!
ギラギラと眩しい日差しの下でサーフィンを楽しんだ後に、「うゎ!こんなに日に焼けてる!」なんて気づいても、あとの祭り。紫外線で傷んだ皮膚は、老化が進んでいます!
ケアを忘れがちな上に、ほかの部分よりもデリケートな唇ならなおさら。
日焼けは予防することが一番なのです。
日々のケアと、サーフィン前の日焼け対策で、いつまでもみずみずしい唇でいたいですね!