31Oct
突然ですが、あなたはアクションカメラをお持ちでしょうか?
ここ数年で急激に普及し身近な存在となりましたが、「よく分からない」「知ってるけどどれを選んだらいいか分からない」という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は数多くあるアクションカメラの中から「ダイビングに向いているアクションカメラ」についてご紹介します!
この記事を読めばあなたが欲しいアクションカメラが分かりますよ〜☆
アクションカメラって・・・何?
アクションカメラとはスポーツやアウトドアなどで「動きのあるシーン」の撮影に特化した小型カメラの事を言います。
よくテレビなどでも芸能人の頭や顔の横などに小型カメラが付いていて、表情を撮ってる事がありますよね^^
「スポーツカメラ」とか「ウエアラブルカメラ」とも呼ばれたりしていますが、それらを総称してアクションカメラと呼ばれています。
あなたも「GoPro(ゴープロ)」というカメラの名前は1度くらいは聞いた事があるのではないでしょうか?あれもアクションカメラの1つです。
ダイビングに向いているアクションカメラとは?
たくさん出回るようになったアクションカメラですが、その中でもダイビングに向いているアクションカメラは一体どれのようなものが良いのか?!
まずはカメラを選ぶ時に見るべき項目を5点ご紹介します☆
1:解像度
画像のキレイさを表す目安として○○万画素とか○○MP(メガピクセル)と表記されます。
この解像度が高ければ高い程、よりクリアな写真・動画を撮る事ができます。(もちろんこれが全てではありませんが)
水中では海の色、カラフルな海藻や魚、白や黒の砂地、太陽の光など、様々な色合いやコントラストを求められるので、解像度が高い方が良いです。
せっかくキレイな景色やたくさんの魚に出会えても、解像度が低いと後で見返した時に悔しい思いをするので、ちょっと奮発してでも性能が良いものを選んだ方がいいでしょう!
2:フレームレート
fpsという表記で表される「フレームレート」という数値があります。
これは動画のキレイさに繋がる数値なのですが、動画というのは1秒間に20枚とか30枚とかの静止画を撮影し、それを繋ぎ合わせて動画にする仕組みになっています。
【1秒間に撮影する枚数 = フレームレート】になります。
パラパラ漫画で想像するとイメージしやすいと思いますが、1秒のパラパラ漫画を作るのに10コマ作る人と、30コマ作る人と、60コマ作る人がいたとしましょう。
10コマだと枚数が少ないので動きがカクカクしてしまいます。
しかし、30コマあれば滑らかな動きもかなり表現する事ができるでしょう。
さらに、60コマならおそらく本当に動いているように見えるかもしれません!
動画を撮るのも同じ原理なので、『fpsが高い = よりキレイで滑らかな映像』を撮る事ができます☆
水中では動きの速い魚を撮る事も多いので、フレームレートは多ければ多い程ダイビングに向いてると言えるでしょう。
3:手振れ補正
動きのあるスピーディーな映像を撮る事が目的のカメラなので、手振れ補正機能も重要な要素になってきます。
陸上でも自分で思ってる以上にカメラの固定は難しいもので、気が付かないうちに手振れしてるとかよくあります。
水中だと波の揺れや流れがあったり、自分自身の体の固定も難しいので、更に難易度は上がります。
メーカーによって性能の良し悪しに差はありますが、手振れ機能は必ず付いてるものを選びましょう!
4:耐水性・防塵性
今のアクションカメラには防水・防塵(ぼうじん)機能が付いてるものもあります。
カメラ本体に防水機能が付いていて、防水ケース無しで水中に持っていけるタイプと、本体には防水機能が付いていないので防水ケースに入れて使うタイプがあるのですが、今なら防水ケースなしでも水深30mまで潜れるカメラも出ています。
1番のオススメはカメラ本体に5mとか10mの防水機能が付いてるものを選び、更に防水ケースに入れて使用するのがオススメです。というか絶対そうした方が良いです!!
防水ケース無しで水深30mまでカメラを持っていけるのも非常に魅力的ではありますが、カメラのみで使用していると水没のリスクがかなり高くなります。
防水ケースに入れておけば万が一水没してもカメラ本体に防水機能がある為故障する事はありませんからね。
また防塵機能も、ダイビングでは小さな砂が入り込む事があるので、この機能は付いてるものを選んだ方がいいです。
5:その他補足機能
他にもWi-Fi機能、タッチパネル機能など、カメラ自体にいろいろな機能が付いているものもあります。
水中では防水ケースに入れて使う事が多いので、個人的にはタッチパネル機能は無くてもいいかなぁと思っているのですが、「こまめにSNSや携帯に画像をアップしたい!」という方にはあった方が良いでしょう^^
また、カメラに付属するアクセサリもたくさんあるので、これらのアクセサリが対応しているかも選ぶ判断基準にしましょう。
どのカメラを選ぶ?
ではこれらの説明を踏まえた上で、実際にどんなカメラがオススメなのか、具体的にご紹介していきましょう☆
【GoPro】
アクションカメラと言えばGoPro!!と言っても過言ではありませんね^^
アクションカメラがこれだけ流行るきっかけとなったカメラです!
今ではシリーズもたくさん出ているので、どれを選んだらいいか悩んじゃいますが…(^_^;)
1番オススメなのはGoPro HEROシリーズ!!
画素数・フレームレート・機能性・アクセサリの豊富さ、どれを取ってもピカイチです。値段は高いですが、アクションカメラの中では最高の品で、後悔しない選択だと思います。
下記はサーフィンの記事ですが、GoProについて解説しています。
ダイビングでも参考になるかと思いますので、合わせてお読みください♪^^
【SONY】
GO PROシリーズに負けず劣らずなアクションカメラで、性能はピカイチ♪
特に手振れ補正機能はGO PROシリーズを上回る評価を受けていて、非常に人気のあるカメラです!!
GO PROにするか、SONYにするかで悩んでいる人が多いですが、一言で言えばコンパクトさや性能を求めるならGO PRO、手振れ補正を求めるならSONYといった所です。
【DB POWER】
アクションカメラは欲しいけど、あまり高いのは手が出せないなぁ・・・という方にオススメなのがDB POWERシリーズ。
カメラ本体・防水ケース・その他アクセサリのセットで1万円を切る品もあります。
格安なので、手振れ機能やその他の機能は付いてないものも多いですが、何より安く揃えられるのは強みですね^^
【kodak SP360】
今のアクションカメラは「超広角」の物が多いですが、このカメラはその上をいく360度全方位を撮る事ができる面白いカメラです。
今では360度全方位が撮れるカメラもいろいろ出てきましたが、そのパイオニア的なカメラがこちらのカメラ。
今までとは一味違った写真が撮れるので、新しい写真を撮ってみたい方にはオススメです☆
また、360度全方位の画角だけではなく、普通に超広角カメラとしても使えるのもオススメする理由の1つです^^
【オリンパス TG-Tracker】
上の4つとはタイプが違うアクションカメラですが、ダイビング目線で作られたと言えるのがこのカメラ。
200°を超える超広角レンズをはじめ、30m防水&防塵性能、2mの高さから落としても大丈夫な耐衝撃性能、-10℃でも動作可能な耐低温性能を備えてる優れものです。
他のアクションカメラと比べると「重くてゴツい」と言われていますが、その分頑丈なので安心して使えるカメラです。
防水ケース無しで水深30mまで潜れるので、メンテナンスに時間をかけたくないという方にはオススメですね^^
気になるアクションカメラはありましたか?
今回はダイビングにオススメなアクションカメラをご紹介してきました。
少し前まではダイビングに持っていくカメラと言えば「大きくてゴツいカメラ」しかありませんでしたが、アクションカメラの普及により、コンパクトさも上がり、臨場感のある映像・写真が簡単に撮れるようになってきました!!
ぜひ水中に持っていって、今までとは一味違った映像・写真を撮ってみて下さい☆