28Sep
「シャークアタック」
サーファーなら誰もが耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?
サメを見たことがない人からすると「大丈夫、大丈夫!!」と思うかもしれません。
サメの怖さを知っている人でも実際にサメに遭遇してしまったら…
どう対処しますか?
「備えあれば憂いなし!!」
サーフィンに限らず、マリンスポーツをする人たちに知っておいてほしいシャークアタックについて紹介していきます☆
後を断たない事故「シャークアタック」
地球温暖化が進み、海の生物たちの生育環境が広くなっているせいか、日本でもサメの目撃情報が近年出回っていますね。
海外映画で題材になることが多い「シャークアタック」
日本では起こらないだろうと思っていたら大間違いです。
国内外問わず、シャークアタックの被害は報告されているのが事実です。
海水浴、サーフィン、ボディボード、ダイビングなど…
海で遊んでいる限り、シャークアタックが起こりうる可能性はありますが、群を抜いて一番狙われやすいのがサーファーです。
なぜサーファーが狙われるのか??
サメからサーファーを見ると、海中の中ではこのように見えます⬆︎
何かの動物に似てませんか?
亀⁇ アシカ⁇
両説ありますが、サメはサーファーを自分の好物と間違え襲撃することが多いです。
実際に遭遇する寸前まで気付かず、サメの存在には気付かずシャークアタックされてしまう被害が多いです。
サメも自分が生きるために獲物を逃さぬように、必死なんですね。
サメに遭遇しない為の予防策
1.装備品に注意する
サメは視力が悪く、光を反射する獲物を狙う傾向があります。
金属のアクセサリーやコントラストの強い明るめのウエットスーツやサーフボードは極力避けましょう。
2.サーフィンする時間帯と仲間
早朝や夕方はサメがお腹を減らす時間帯です。
しかし、早朝や夕方にサーフィンをする人は一人で行く傾向もあり、万が一の時に助けてくれる人がいないということも。。。
できるだけひと気の多い時間にサーフィンすることを勧めます。
3.匂いを出さない
映画などでもよくあるように、サメは匂いに反応します。
ちょっとした切り傷、すり傷でも大丈夫だと思わずに、流血している時には海に近づかないことが絶対!!
女性の方は生理中の時も控えてくださいね。
また、排出物の匂いでも同様です。
サーフィンをしているとウエットスーツを脱いだり、陸にわざわざ上がるのが面倒で用を足す方も多いのでは?
血や排出物の匂いで、サメを招いているようなものなので、こちらも注意が必要です。
4.サーフポイントを調べる
自分が入るポイント付近でサメの出没情報がないかチェックすることも大切です。
サメは泳ぐのでずっと同じ場所に停滞はしていませんが、もしかしたら入るポイントの近くにサメの住処があるかもしれません。
「いつも入っているから」と安心せずに、定期的に情報収集をすることが大切です。
万が一、サメと遭遇してしまったら…
1.静かにその場を立ち去る
サーフィン中、パドルで前に進もうとバタバタしている人をたまに見かけます。
私も初心者の時はそうでした。
無我夢中でがむしゃらにパドル。
だけど、サーフィンが上手な人ほどパドル中、静かなのにスピードが出るんです。
サメは水しぶきに反応し、バタバタとしぶきを立てると逆に攻撃されると勘違いし、襲ってくる可能性があります。
できるだけ慌てず、危害を与えないことを伝えながら、静かに逃げることが大切です。
その為にもサーフィンの基本となる「パドル」は練習しておくべきです。
2.大声を出す
大きな音はサメを威嚇し、追い払う効果があると言われています。
サメに近づくようで怖いですが、顔を水中に埋めて大声を出すことも撃退法の1つです。
自分以外にサーファーが複数人いるようであれば、事故を防ぐためにも大声でサメの存在を伝えることも大切です。
自分だけ逃げられて、他人に危害を加えてしまったら、後々絶対に悔やまれますからね。
常にアンテナを張ること
「泳ぎに自信があるから大丈夫」
「自分の入るポイントでは安心」
「予防策をしてるから問題ない」
そんな風に思っている人ほど、シャークアタックにあった時に困ります。
ルールやマナーと同様、サーフィンのリスクや事故も知っておくべきです。
シャークアタックに合わない為に、いつ起こっても安心できるように、常にアンテナを張っておくことが大切です。
今はサーファー用のサメ対策グッズも出ています。
若干、値は張りますが、文頭にも言ったように「備えあれば憂いなし」です!
サメに襲われてサーフィンが出来なくなったしまうリスクを考えれば、そんなに高いものではありません。
リスクや事故に備えながら、快適なサーフィンライフを楽しんでくださいね♪
下記の記事ではサメの種類と習性について解説しています。合わせて参考にしてください☆