14Aug
ウエットスーツと皮膚が擦れて炎症してしまう「ウエット擦れ」
サーファーなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか?!
最近のウエットスーツは素材も軟らかくなってきたし、首周りも擦れにくいデザインに変化したタイプもありますが、それでも擦れてしまう人はいますよね。
この「ウエット擦れ」の痛みは、経験した人なら分かると思いますが、
とにかく痛いです。
擦れるたびに、ピリピリチリチリ痛くなり、ひどい時は擦れた部分が熱っぽく炎症し、火傷のように感じられます。
そのため、痛さが気になってサーフィンに集中できず、予想外のストレスに繋がったりするんですよねー。(; ̄ー ̄A
でも、このウエット擦れをカバーしてくれる強い味方がいるんです♪ それがワセリン☆
”サーファーご愛用”といっても過言ではないワセリンなので、これからサーフィンを始める人は、絶対に準備しておいた方がいいアイテムの一つです^^
今回は、このワセリンについてご紹介したいと思います☆
ウエット擦れの原因
ウエット擦れをする部分は、首周りと脇下が多いですよね?!
それはパドリングをする時に、ウエットと皮膚が擦れてしまうからです。
特に長時間サーフィンをしていたり、波数が多い時などは、パドリングで腕を動かしている時間も長いので、首や脇に摩擦が起こり、炎症を起こしてしまう可能性があります。
その他にも、フルオーダー、既製品を問わず、自分の体型が変ってしまったら、ウエットスーツのサイズも合わなくなり、擦れてしまうこともあります。
実は自分が思っている以上に、ウエットスーツと肌の間に摩擦が起きてるんです。
そんな時は、ワセリンが大活躍☆
ワセリン どこに塗る?
ワセリンは擦れた部分の皮膚に直接塗る人もいれば、ウエットスーツに塗る人もいます。
軽く擦れる程度であれば、どちらか片方だけ塗っていれば安心ですが、「擦れて痛い!」と感じるようであれば、皮膚とウエットスーツの両方にしっかり塗ることをオススメします!
一旦海に入ってしまうと、なかなか陸に戻ってこない事も多いですよね^^
そんな時のために、少し多めに塗っておくといいかもしれません。
多く塗る人は、2本の指でゴッソリすくうくらい塗っている人もいます☆
その他にも、真夏は水着でサーフィンをする人もいると思うので、股や腰回りなどにワセリンを塗っておくと擦れる心配がないので安心です♪
ワセリンの種類
ワセリンの種類のは色々とありますが、どのワセリンを使っても特に問題はありません。
サーフショップで見かけるサーフィン用のワセリンもありますが、マツモヨキヨシとか、ごく普通の薬局で販売しているワセリンでも十分使えます。
⇩サーフショップ等で販売されているワセリンは、ココナッツなどの香り付きがあって、女性ならついつい引かれて購入したくなりますよね^^
⇩薬局で売っている無臭のワセリンは、サーフショップのワセリンよりも、量は多いし料金もリーズナブルで捨てがたい♪
どちらにするかは、お好みですね^^
両方の共通点と言えば、直接手で塗るところなんですが、最近は「Vaseline Smart ON / OFF」という、手を汚さずに押し出すスティックタイプのワセリンもあるんです。
これは今のところネット販売では見かけませんが、ショップで見かけたら、ぜひチェックしてみて下さい☆
ウエット擦れ以外にも役立ちます☆
今回は、ウエット擦れを防ぐために紹介したワセリンですが、効能効果は、”ヒビ、アカギレ、皮膚荒れ、皮膚の保護”と”保温性”があるので、実はサーフィン中の擦り傷にも活躍するし、冬の時期や日焼けなどで乾燥する肌、手、唇に塗って、保温対策としても使えます!
そう考えると、ワセリンはサーファーにとって、とっても便利なアイテムですね☆
ワセリン使用時の注意点
もしその手でボードのワックス部分に触ったら、ツルツル滑って、ワックスを塗った意味がなくなってしまいます。
それに、もしその手でテイクオフしようとした場合、手が滑ってボードに顔面をぶつけてしまう恐れもあります・・・(;^_^A
なのでサーフィン前に使用する場合は、できればビニールの手袋などを使い、直接手に触れないように気をつけましょう。
新感覚!「ネックスライム」
ウエットの擦れにはワセリンが定番となっていますが、実はこんなモノもあるんです!
「ネックスライム」⇨http://www.soulglidesurf.com/9_1153.html
つきたてのお餅のような、こんにゃくのような、軟らかくて伸縮がよく、そして密着性が高いという、今までに無い新感覚の首用防水バンドです。
サイズが1サイズしかないのに、誰でも対応できるという優れもの!
ウエット擦れ防止のために、ラッシュを着る方法もありますが、首周りの擦れ防止だけを考えるならこれは無敵かもしれません( ̄▽ ̄)
興味がある方は参考にしてみて下さい☆
ウエットの擦れは、ワセリンでもネックスライムでも、とにかく何か対策を取らなければ究極の選択を迫られます。
①痛みを選んでサーフィンをしない
②サーフィンを選んで痛みに耐える
どっちとも嫌ですよね!?
なので、しっかりとウエット擦れの対策を取り、痛みもストレスも無く、快適なサーフィンを楽しみましょう♪