25Nov
自然相手のマリンスポーツは天候に左右されやすいものだと言うことはマリンスポーツの未経験の人でも知っているのではないでしょうか。
潮の流れや波の状態は目に見えてわかるので、海に到着して「これくらい大丈夫」とちょっと怪しい天候の中で入水したら、自分が想像もしていない悪いコンディションになってしまった…なんて経験あると思います。
天候が悪くなるとお察しの通り、体力も消耗して危険度も増します。
なんでこんな中で海に入ったんだろう…とあとから後悔したことも私は経験済みです。
事前に天候をチェックしていっても、天気予報が外れることももちろんありますよね!?
じゃあ、どうすればいいか?
自分自身で天気図を見て分析できればいいんです!
今回はマリンスポーツだけでなく、日常生活にも役立つ天気図の見方についてご紹介していきます☆
情報過多の時代
現代はテレビやラジオだけでなくインターネット、SNSなどあらゆる場所から情報がたくさん発信されています。
天気予報の番組・サイト・アプリだけでも数え切れないほどの数があるし、気象予報士さんによっても、予想立てが様々だと思います。
情報が多くありすぎるので、天気を調べるツールによって情報が違っており、「何を信じればいいか?」「どこの天気予報が一番当たるのか?」なんて考えたことがあるのではないでしょうか?
私はテレビの占いコーナーとかでよく思うんですけど、ある番組では1位と言われたのに、違う番組ではワーストに近いランキング。
「何が正しいの?結局自分の行動次第か」とよく思うことがあります。
気象予報や占いだけでなく、情報過多の時代なので、何事も鵜呑みにするのはよくないなと私は思います。
ということで天気も自分自身で分析できたら役立つし、なんだかカッコィィですよねぇ~♪
サーフィンに大切な波
サーフィン・ボディボードなどに大切なのはなんといっても波です。
波が発生する理由は大きく分けて3つ。
「月の引力」
「海水の温暖差」
「海上を吹き抜ける風」 です。
特に風は天気図からどんな風に発生するか読み取ることができ、波情報に役立ちます。
「ビッグウェーブに乗りたい!」って願望は波乗り好きなら誰でも持っていますよねッ!
さあ!それでは天気図の見方をマスターしていきましょう☆
天気図の見方
天気図には山で言う等高線(高さを表す線)のような線がいっぱい書かれています。
天気図ではこれを「等圧線」と呼びます。
高気圧は“高”または“H”、低気圧は“低”または“L”と書かれています。
基本的に風は気圧の高いところから低いところに向かって吹きます。
さらに北半球にある日本は地球の自転の影響で低気圧の引き起こす風で波が作り出しやすいのです。
等圧線の間隔も非常に重要!
狭いほど気圧の差が急なので、風が強くなります。
また、低気圧と高気圧がぶつかる“前線”というものも気象の変化に大きく影響します。
前線は等圧線を横切る線で表されますが、その図の通り前線が通ると風向きが大きく変わるので注意が必要です。
夏にゲリラ豪雨などよくありますが、季節の変わり目ほど起きやすい現象です。
地形などの条件によっても風の方角は変わってくるので、ポイントの地形も把握することも非常に大切です。
そんな天気図は少し前まではテレビで必ずと言っていいほど登場していましたが、最近は晴れマーク・雨マークのみで、なかなか天気図が見る機会が少ないと私は感じます。
でも、気象庁のサイトなどで調べれば必ず出てきますので、テレビで放送されなかった時は調べて見てくださいねっ♪
経験を積んで
はじめのうちは慣れないし、天気図の分析をするのはちょっと難しいと思いますが、見慣れてくるとだんだん当たってくるようになります。
これからは「あの番組の天気予報が外れた」なんて文句も言わないで済みますよ!笑
ご自身で天気図が解析できれば、万が一外れても自分の責任ですから次に生かすこともできるでしょう♪
せっかく海に行ったのに、全然波がなくてサーフィンできなかった…なんて無駄足もなくなると思います。
その日よいコンディションのポイントを選ぶこともできるようになります。
天気図がわかるようになるだけでまさに良いことづくしです!
私も今日から天気図を見る習慣づけをしていきたいと思います^^
みなさんもマリンスポーツだけでなく、日常生活にもぜひ役立てていってくださいね ☆