22Jan
サーフィンは自然の恩恵を受けて楽しむスポーツです。さっきまで良かったはずのコンディションが一変!?…な〜んて事はごく当たり前に起きること。
そんな時、あなたはどうしますか?
多くのサーファーは車で移動する方が多いと思います。
今回は、筆者の大好きな伊豆下田のサーフポイント情報と合わせて、良い波を逃さないために、濡れたウェットスーツのまま、車で近くのサーフポイントへ移動する際にあると便利なアイテムをご紹介します☆
伊豆下田のサーフポイント
伊豆下田のサーフポイントを訪れたことがありますか?
筆者が足繁く通うサーフエリアが伊豆です。
下田は、白い砂浜と美しい海・・・天気が良ければ、海底に映る自分の影が見えるほど、水の透明度が高いことで有名です。
ここ下田のサーフエリアには、有名なポイントがいくつかあります。
ぜひ、一度は訪れてみてください。
○白浜海岸
オンショア:東
オフショア:西
白浜海岸には北から、プリンス・神社前・中央・(旧)レステル前、そしてサイズアップするとエキスパートオンリーとなる、岩切(いわきり)の5つのポイントがあります。北東ウネリに敏感で、南ウネリではスロープの長いショルダーが張った波になることが多いです。
○多々戸浜
オンショア:南南西
オフショア:北北東
南向きのビーチで、コンスタントに波があります。遠浅で、地形も決まりやすく、ビギナーにも優しい波質のポイント。東風が吹くと、かわせるポイントが多々戸浜だけなので、混雑しがちです。事故防止のため、ロングボーダーは向かって左側のテトラ寄りでサーフするのが暗黙のルール。
○入田浜
オンショア:南南東
オフショア:北北西
中央にある大きなリーフを境に、メインと右奥に分かれます。南東うねりと南西うねりが入りやすく、ダンパーな波が多いポイント。右奥はビギナー向け。岩場に当たった波が、よれて入ってくるので波質にクセがあります。西風が吹いた時は、他のポイントより比較的かわせます。
○吉佐美大浜
オンショア:南南東
オフショア:北北西
ドン深で急に掘れあがるパワフルな波質が特徴です。東うねりは比較的ダンパーになりやすいですが、南うねりが入ると切れた良い波になります。右手にある岩場を挟んだ隣のポイントが、舞磯浜。川の流れも入るので地形が変化しやすいポイントです。
車で15〜20分の距離に、この4つのポイントがあります。
ご覧の通り、白浜海岸と吉佐美エリアのサーフポイントでは、コンディションを大きく変える要因の一つである、うねりを拾う向き、オンショア・オフショアの向きが違います。
また、複雑な地形のため、隣り合ったポイントでも、風を受けてオンショアになってしまうポイントもあれば、風をかわしてサーフィンが出来るポイントもあります。
つまり、どんな風が吹こうが、うねりさへあれば絶対どこかでサーフィンが出来る!懐の深いサーフエリアが下田なのです。
コンディションが変わった!さぁ、どうする?
あなたが普段よく行くサーフエリアでも、「この風とうねりなら、このポイント!」という法則があって、天気図を読んだり、波情報をチェックしたりして、その日のサーフポイントを決めますよね。
それでは、サーフィンをしている最中・・・しかも、海に入って間もなく、コンディションが変わったらどうしますか?
前線が抜けていくタイミングや、無風だったのに気温上昇でオンショアが吹きはじめた。うねりが無くなった、または大きくなりすぎた。潮の干満など自然は刻一刻と変化します。
トレーニングだと割り切る?
風が入りはじめて、面がガタガタになってくると、サーファーの数が減ってきます。乗れる波が増えると開き直って、同じポイントに留まりますか?
かつて、オーストラリアのカランビンというポイントで、リップカールのステッカーをボードに貼ったサーファーガールが、チョッピーコンディションの中、インサイドまで乗れる波を選んでロングライドを連発していたのを見て憧れたものです。
ですが、筆者は、グチャグチャチョッピーコンディションになると、テンションガタ落ちの結果、格段に乗れる波の数が激減するのが関の山なのです。。。
良い波を求めて移動する?
それとも、あなたは、できるだけ良い波に乗りたい一心で、ポイント移動をしますか?
週一のサーフィンで「ああ!良い波だった!!」って、気持ちよく日常の現実(シャバ)に戻っていきたい・・・切実。
いま、迫られる決断力!笑
フットワークを軽くするアイテム4選
そんな決断力を鈍らせる、大きな原因は、何を隠そう「ウェットスーツの着替えの面倒くささ!」ではないでしょうか!?
ならば、濡れたウェットスーツのまま、車に乗り込んでしまえば、いいじゃないか!
ということで、シートが濡れるのを気にせず、車でサーフポイントを移動するのに、使える便利アイテムをいくつかピックアップしてみました!
あ、ここではあくまで移動時間が20分程度の短い距離での移動を前提にしています。移動距離が長い場合は、濡れたウェットスーツに体温が奪われてしまうので、一度着替えるのがベストです。
①王道は防水シートカバー
こちらは、海だけでなく雪山でも大活躍間違いなしのアイテムです。
ウェットスーツと同じ素材でできており、ヘッドレストにかけるだけの簡単装着。水や汚れから車のシートを守ってくれます。
TOOLSのシートカバーは、後部座席用タイプもあるので、仲間と海へ向かうならマストアイテムです。
②防水加工のサーフポンチョ
タオル生地のポンチョを羽織って運転してたら、水が滲みて、シートが濡れてしまったことはありませんか?
こちらのポンチョは、内側はタオル素材ですが、外側は撥水加工された生地で作られているので、濡れたウェットスーツを着たまま車に乗り込んでも、シートに水が滲みてしまう心配がありません。
こちらは、少々お値段が張りますが、保温効果もあって大会の待ち時間などにも使えそう!
③サッと羽織れるレインコート
傘よりもかさばらないレインコートだったら、普段は雨具として使えるので、気負わずに車に積みっぱなしにできます。
濡れたウェットスーツを着ていると、体温が奪われて冷えてくるのでですが、ウェットスーツの上にレインコートを着ることによって、体温の蒸散も防いでくれます。
サーフポイントの移動アイテムとして使うなら、ショート丈よりも、膝下まで隠れるロング丈が便利です。
④アウトドア用マルチシート
各アウトドアメーカーで取り扱っているマルチシートは、防水加工もしてあるので、レジャーシートや簡易雨具にもなりますし、もちろん車のシートカバーとしてだって使えます。
コンパクトに畳んで置けるので、こちらも車に常備しておけばいろんなシーンで活躍してくれそうですね。
これらがあると、急なコンディションの変化にも快適に移動できるので、とても便利です♪
そして何より、車に常備させている事でフットワークが軽くなるので、グッドウェイブに出会う確率が増えます!
ぜひ、あなたの車に置いといてみてはいかがでしょう?
ちなみに、下記の記事では、サーフィンの移動に適した車をまとめてるので、良ければ合わせてご覧下さい☆
Don’t think,Feel!
人は、いろんな理由をつけて、行動することを諦めてしまいがちです。
「時間がないし、ウェットスーツ着替えるの面倒だし、良いコンディションじゃなくても波には乗れるし。」
でも、状況は良くならないと直感したら、サーファーの持ち前である「ハングリー精神」と「フットワークの軽さ」で行動してみましょう!
きっと良い波に出会えるはずです♪
行動した後悔より、行動しない後悔の方が大きいですからねっ!
まだまだサーフポイントを移動するのに、便利なアイテムはいっぱいありそうですよ。
いついかなる場合でも、パパッ!と行動に移せるために、いろんなアイデアを用意しておきたいですね。