22Jun
明日は楽しい楽しいダイビング♪
ダイビングに行く前日は、あまりの嬉しさにワクワクしてたり、興奮してたり、時には緊張してみたり。
その結果、寝不足になることってありませんか?
どんなに楽しみにしていても、寝不足が原因で体調不良を起こしたり、思わぬトラブルが発生するなど、何1つ良い事はありません。
実は私も、睡眠不足のままダイビングをしたことがあるのですが…
結構、やばかったです・・・。
1本潜っただけで、あとはボートで寝ているだけという日もありました。
「いったい、何しに海に来たんだろう・・・」と後悔をするばかり。
こんな後悔をしないためにも、今回は寝不足が原因で起こる可能性が高い症状を、3つご紹介したいと思います!
①船酔いする
ダイビングでは、歩いて砂浜からエントリーする「ビーチダイビング」もありますが、どちらかというと、ボートからエントリーする「ボートダイビング」の方が多いかと思います。
このボートダイビングは、名前の通りボートに乗らなければいけないので、船酔いする人は前もって酔い止めの薬を飲んでいきますよね?
しかし寝不足の場合、薬の効果も期待できない場合もあります。
実際に私の友達がそうだったんですが、ダイビングに行くために、前日は徹夜で仕事を終わらせたらしく、睡眠時間を聞いたら「3時間くらいかなぁ・・・」と言うのです。
もともと船酔いをする上に、3時間の睡眠しかとっていないため、案の定、薬を飲んでもまったく効果が無く、ずっとボートに横たわっていたという・・・可哀想な思い出。
それ以上に、船酔い+二日酔いの寝不足となると、
さらに最悪です。
どう最悪なのかは、すでにご想像がつくかと思いますが、本当に・・・ただただ苦しいだけです。(←私の経験上ですが)
船酔いだけなら、一度潜ると回復する場合もあるんですが、寝不足が重なると、頭もぼーっとして回復できない事もあり、ダイビングをするにはとても危険です。
また、いつもは船酔いしない人でも、寝不足が原因で船酔いする人もいます。
なのでしっかりと睡眠時間をとり、船酔いを避けましょう☆
②耳抜きが上手くできない
寝不足でダイビングをすると「耳抜きがうまくできない・・・」という話をよく聞きます。
これは耳管がむくんでしまうので、耳抜きがしにくくなるのです。
分かりやすく言うと、寝不足の翌朝は目が腫れてたり、顔がむくんでたりしませんか?
ただの二日酔いのむくみはともかくとしてw
それと似たような症状で、耳にも影響がでてしまいます。
ダイビングで ”耳抜きができない=ダイビングはできない” となってしまうので、やはり寝不足は避けなければいけません。
でも仕事の関係で徹夜だったり、夜勤がある人も多いはず。
「じゃー、どーすりゃいいのよぉー!!」
と、思ってしまいますよね。
実際に夜勤がある友達の話を聞いてみると、
「移動中に寝る」
「休憩中に寝る」
「わずかでも時間があれば、ともかく寝る」
そう言って、ダイビング直前まで細かい睡眠時間を取っていました。
完璧とは言えませんが、こういった自己管理で防ぐこともできると思います。
ダイビングをする上で、耳抜きができないのは致命傷となってしまうので、睡眠時間をなるべく増やし、耳抜きがスムーズにできるようにしましょう☆
③判断力の低下
ドリフトなどで流されている場合は別ですが、のんびりダイビングをしていると、自分が見たい景色や魚を見つめながら、とっても心地よい気分になりますよね?
海と自分だけの世界に包まれているような心地良さに、一瞬、ぼーっとしてしまうことも。
しかも海中は無音。
ただでさえヒーリング効果が抜群な上に、寝不足が重なったら・・・。
やはり知らず知らずに判断力も鈍ってきてしまいます。
実は私も身にしみたことがあります(汗)
小さな1匹の魚と見つめ合っていたら、急に眠気が襲ってきて、しばらく魚と一緒にボーっとするハメに。
「やばいっ!気持ちよすぎて寝むりそう(汗)」
頭では分かっているのですが、どうも体が動きません。
その異変に気づいてくれたインストラクターさんがやってきて、ようやくその場から移動できたという、迷惑な話です…f^^;
この時ばかりは、”ダイバー失格だなぁ・・・”と反省。
ダイビングはとっても楽しいですが、海中では言葉を発することもできないため、インストラクターさんだけに頼らず、自分の判断力も大切です。
判断力を失わないためにも、寝不足は避けましょう☆
寝不足はダイビングの敵!
寝不足でダイビングをすると、
①船酔いする
②耳抜きがうまくできない
③判断力が低下する
このような症状が起こる可能性があるという事をご紹介しました。
本人は大丈夫と思っていても、いざダイビングを開始してみると、やっぱり調子が悪いかも・・・と、初めて気づく場合もあります。
寝不足はダイビングを台無しにする厄介な敵なのです。
安全にダイビングを楽しむためにも、できるだけ早寝早起き☆
寝不足には十分に気をつけて、ダイビングに行きましょう♫