1Jul
女性ダイバーならではの悩みの1つに、妊娠に関することがあります。
妊娠中はダイビングはしない!というのは分かるけど、妊娠初期はできるのでは…?影響はあるんだろうか?と、いろいろな悩みがでてきます。
今回は、そんな悩みを分かりやすく解決したいと思います☆
妊娠しているかもしれない・・・けど、ダイビングできる?
妊娠しているか、していないか分からない時に、ダイビングの予定が入っていると「行っても大丈夫なのかな?」って心配になりますよね。
基本的には、妊娠しているかどうか分からない時点でのダイビングは、問題ないと言われています。しかし、この悩み、答えは賛否両論です。
病院によっては、受精から着床期間であれば、体を動かす運動をしても大丈夫と言われるようですが、ダイビングとなると水圧や窒素の影響も受けるので、通常の運動とはちょっと違うので心配ですよね。
なので妊娠している可能性がある以上、ダイビングは控えた方が良いと思います。
ただ、女性ダイバーの中には、妊娠していると気づかず、いつも通りにダイビングをしていた人がたくさんいます。
この時のダイビングが原因で、産まれてきた赤ちゃんが未熟児だったり、何らかの異常が見つかったりしたという事例は今までないため、一概に「ダイビングに行ってはダメ!」とは言えません。
なので、ダイビングに行くか行かないかは、本人の意思で決めることになります。
もし、本当に妊娠していたら?と悩むのであれば、何よりも優先順位は赤ちゃんですから、まずは病院で検査をしっかり受けて、それからダイビングに行くかどうかを決めるのが一番です^^
もし、ダイビングに行くと決めた場合は、
●ポイントは浅め
●時間は短め
●安全停止で窒素を十分抜く
●体を冷やさない
●ダイビング後はゆっくり休む
このように、できるだけ体には負担をかけないように、十分に気を付けて下さい。
妊娠初期のダイビングはできる?
妊娠が確定した場合は、ダイビングはできません。
ダイビングしている時の水圧や窒素、減圧症等の影響は、自分だけではなく、胎盤で繋がっている赤ちゃんにも影響を与えます。
なのでダイビングショップ側も、妊娠中と分かった場合は断ります。
妊娠初期には、とくに減圧症になる確率が高まります。
たとえば、つわりの影響で脱水症状になったりすると、血液濃度があがるので、減圧症に繋がります。
それに、ホルモンの影響で耳抜きがしにくくなったり、体がむくんだりすると、それもまた減圧症に繋がります。
悲しい話ですが、妊娠初期は誰もが流産をする可能性があります。
ダイビングでは、器材の持ち運びだったり、波が高いとボートの衝撃を受けたり、体に負担をかけることが多いですよね。
それに海に入るので、やはり体も冷えたりします。
こういった事が原因で、流産する可能性がないとは言えません。
もし、ダイビング後に流産してしまったら、例えそれが”ダイビングが原因ではなかった”としても、きっと「ダイビングに行かなければ良かった・・・」と、一生後悔することになるかもしれません。
中にはダイビングだけではなく、川や湖で遊んでいただけで流産してしまう人もいます。
なので妊娠初期は、授かった命を大切に守るためにも安静にしておきましょう!
海は逃げません!!
ダイビングが大好きな人は、ダイビングの日程が目前だったりすると、「今なら行けるかも?」と、心の隅で思ってしまうこともあると思います。
私の知り合いは、心の隅ならまだしも、でっかい声で言ってましたけど… (^_^;)
それに対して「こんな時期にダイビングに行こうとするなんて!」と、怒る人がいるのも当然だし、ごもっともな意見です。
でも、行きたいと思うことは、決して妊娠に対する意識が足りないとかではなく、素直にダイビングに行きたいという気持ちがあるだけで、私は悪いことだとは思いません^^
なぜなら、危険な時期だとはっきり分かれば、絶対に行ったりしませんよね?
そのためにも、妊娠したかどうかの確認や、「妊娠初期はダイビングができない」という知識は大切だと思うので、経験者や病院の先生に話を聞くのも良いと思います☆
妊娠が分かれば、しばらくダイビングとはお別れになりますね…(◞‸◟ㆀ)
でも、海はいつだって同じ場所で待っててくれてます!
逃げたりできませんからね(笑)
なので、まずは自分と赤ちゃんのことを一番に考えて行動しましょう!
そしていつかは、
親子でダイビング!!
♪(*´ω`)人(´ω`*)♪
楽しみですね〜♪(⁎˃ᴗ˂⁎)
そのためにも、妊娠中は元気な赤ちゃんを産むことに専念しましょう☆
最後に、妊娠同様、コチラの記事も女性特有の悩みだと思います。
良かったら合わせてお読みください^^