海好きの 海好きによる 海好きのためのマリンスポーツサイト

menu

NO SEA, NO LIFE.

空飛ぶサーフボード!?ハイドロフォイルボードの仕組みとは?宙を舞う次世代サーフィンの到来!

1980年代後半に大ヒットしたアメリカのSF映画といえば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ではないでしょうか!主人公のマーティ・マクフライ演じるマイケル・J・フォックスが乗っていたタイヤのない宙に浮いたスケートボードはインパクトが強く、今なお多くの人の心に残る乗り物と言えるでしょう。

当時の筆者は、「こんな乗り物に乗ってみたい!」と夢見ていたなぁ~と、この映画を見ると思い出します^^

そんな、未来の乗り物を自在に乗りこなす、マイケル・J・フォックスもビックリな空飛ぶサーフボード「ハイドロフォイルボード」が現代に実在していることをあなたはご存知でしょうか?

多くのプロサーファーが注目していることで、最近話題となっている未来形サーフボードがどのようなモノかご紹介いたしましょう☆

次世代のサーフィン?

Next generation surfing

子供の頃は、目にするモノ、聴くモノ、全てが新鮮で常にワクワクやドキドキの連続で毎日過ごしてましたよね^^

大人になっても子供の頃のようなワクワク感は常に持って過ごしたいものですが、なかなか現実はそうなりません…f^^;

まぁ色んなコトを経験し成長して大人になっていくから仕方がないと言えばそれまでですが、なんだか少し寂しい感じがします…。

しかし、ハイドロフォイルボードはワクワク感を忘れかけている大人に、今までの経験にない新しい発見や驚き・感動を味わわせてくれる夢のサーフボードと言えるでしょう!

まだ見たことがない楽しい世界が待っているハズですっ!

さぁ、魔法のサーフボードをご覧あれ♪

海面からサーフボードが浮いていて何とも不思議な光景ですねぇ~(゚Д゚;)

「モーターがついているんじゃないの?」と勘づいた人、残念!笑

疑うのも無理はありませんが、モーターは付いていません!

では、一体どうやって海面から浮いて走っているかというと、ボードの下に注目下さい!

一風変わった、このフィン状のアタッチメントに秘密があります。

これは「水中翼船」の原理を利用して作られています。

実際に水中翼船に乗った経験がある人であれば、一般的な船との違いをイメージしていただけると思いますが、簡単に言うと一定の速度を超えると翼に揚力が生まれ、海面から船体が浮いて疾走する仕組みです。

揺れや振動はほとんどなく、高速運航にも関わらず乗り心地がいいのが特徴です☆

言わば、空を飛ぶ飛行機の水上版と言うところでしょう。

そんな、科学の結晶ともいえるサーフボードに興奮しないワケありませんよね♪(*゚ ∇ ゚ )

パドルいらず!?

No paddle needed先程の映像で確認できるように、波の力を受けてではなく、ウネリの力をそのままボードの推進力に変換させています。

ロングボードでも波に乗ることが難しそうな、わずかなウネリさえしっかりとキャッチしていて驚かされます!

さらに、海面からの抵抗を直接に受けないため、波のスピードがそのままサーフボードに伝わり、かなりの速度で波に乗っています!

パドリングがいらない理由は、波の推進力をアタッチメントが余すことなくボードに伝えているからです。

ロングボードでさえ、緩いウネリから乗るには全力でパドルしなくてはならないのに…もはや反則ですね ( ̄▽ ̄)

そもそも、この波の”ウネリ”とは、岸に向かう力と同時に、上に持ち上がる作用が生じます。サーフィンでよく、腕立ての姿勢の時に「目線は上!」とか「足を閉じて!」と言われるのは、持ち上げられる力の作用を抑え、前に進む推進力を得るための重要な動作になるからなのです。

腿(もも)から膝(ひざ)にかけての下半身に重心をかけることで、上に持ち上がる力を抑えスピードを得ることができ、その後の立ちあがる動作が容易になりワケです☆

パドリングは、サーフボードが滑って行く丁度よい波の角度と、それに合わせたボードの角度調整のために行います。

それらの役割をこのアタッチメントが果たしてくれるワケですから、体への負担が軽くなるメリットもありますね♪^^

マイナス面

Negative side

自然を相手にするスポーツに共通して言えることですが、自然というフィールドで楽しむ以上、想定外の事態がいつなんどき起きても不思議でありません!

30分前には安全にゲッティングできた海が、アッというまにエキスパートオンリーのハードコンディションに様変わりしてしまい、岸に戻れなくなった・・・など、同じ場所のはずなのに全く違う表情を見せてくるのが自然の恐ろしさです!Σ(゚Д゚;)

なので、想定外の事象をも想定して準備しておくことが大事です。

そこで、マリンスポーツを安全に楽しむために知っておくべき、気象に関する情報や仕組みが分かり易く解説された一冊をご紹介します☆

自然を相手にするスポーツにとって、風、波、気圧の変化がどのように海に影響をもたらすかは、上達する上でも理解が必要です。

マリンスポーツを愛するすべての人、必携の一冊となるでしょう!

またサーフィン同様、天候の変化が要因となり起こる事故と合わせ、人的要因で起こる事故にも注意が必要です!

なかでも、他人との接触による事故には最善の注意を払う必要があります。

特にハイドロフォイルボードの場合は、水中翼が大きくスピードもある分、万が一ぶつかった場合、死に至る可能性も十分持ち合わせていると心得ておきましょう!!!

実際、日本人が事故に遭い、生々しいケガを負っています。

あまりにも衝撃的な写真がネットにのっていますが、ケガへの免疫力が弱い人のため割愛させていただきますッ(>_<) 本当に生々しい傷なので弱い方は見ないほうがいいかも…です。

海は様々な癒しや楽しさを私達にもたらしてくれます。

誰もが安全に楽しめる場であるためには、『海での遊びにはルールとマナーがある』という事をしっかりと認識し、それらを共有する必要があります!

あくまでも、危険や怪我を防止するためのルールやマナーである事を忘れず、一人一人の行動によって事故を未然に防ぎ、楽しいマリンライフを満喫しましょう♪

古いもの+新しいもの

Coexistence

今回は、世界中のサーファーから注目を集めている、空飛ぶサーフボード「ハイドロフォイルボード」をご紹介しました☆

多くのトップサーファーがサーフィンとは違う浮遊感にハマっていることから、近々日本でも、新たなサーフィンとしてロングボードやショートボードと同じく一般的になっていくことでしょう^^

この機に、この革新的なボードの安全性について検証を行い、同時に海でのルールやマナーを一人一人が意識し直すキッカケになればと願います!

古いものと新しいものが共存できれば、日本のサーフィン文化は更に良い方向に向かうハズですッ!

あなたも、これからのサーフィン文化を牽引する一人であると同時に、新たな時代の目撃者として、先ずは、今まで味わってたことがないワクワク感を「ハイドロフォイルボード」を体験して味わっちゃいましょう♪\(≧∀≦)/

関連記事

Blog ranking

Trip guide