25Nov
トムと聞くと“トム&ジェリー”というとアメリカのコミカルなアニメを思い浮かぶ方が多いかと思いますが、サーフィン界にも “トム&ジェリー”と呼ばれる二人のカリスマがいます。誰だかおわかりでしょうか?
トムとは80年代のカリスマ“トム・カレン”を指し、“ジェリー”は以前に紹介した70年代のカリスマ“ジェリー・ロペス”を指します。
アニメのような犬猿の仲がそう呼ばれる所以ではありませんよ !^^
今回はサーフ界のトムこと“トム・カレン”をご紹介します☆
カリスマと呼ばれる軌跡
■生年月日:1964年6月3日
■出身地 :カリフォルニア州/サンバーバラ
■スタンス:レギュラー
サーフィン一家に育った“トム・カレン”はジュニアの時から世界のアマチュア試合で成績を残し、プロに転向した後も、’85年と’86年にアメリカ人・サーファーとしてプロツアーで初の2度連続の優勝を成し遂げます。
しかし、トップ選手であるが故に、周りからのプレッシャーや他の選手との熾烈な争いにオーバーヒートしてしまい、一旦、ツアー生活から離れました。
そしてその3年後、シード権なしの状況で出場したにも関わらず予選を勝ち抜き、決勝までコマを進め、ついに!未だかつて誰も成し遂げることがなかった3度目のワールドチャンピオンに輝き、奇跡的な優勝を果たしました!
“トム・カレン”はサーフィンの歴史にその名を残しました。
後にも先にもこの記録を破ったのはケリースレーターだけです。
そんな若かりし”トム・カレン”の映像がこちらです ! ↓
なんともスムースなカービングでパワーライディングとは違ったシンプルかつスタイリッシュなスタイルが特徴ですね ^^
スノーボードにも通じるバックカントリーでの滑りを思わせるスタイルは、今でもとても参考になります !
ある時にはミュージシャンとして♪
15歳から、様々な楽器を演奏するほどの音楽センス抜群の持ち主。
サーフイベント等でのライブ活動をベースに、アメリカツアーも過去に行っています !
そんな、サーフィンとは別の顔のミュージシャンとしての”トム・カレン”をご紹介します☆
アルバムを3枚リリースするほどの本気度で、決してサーファーが片手間に行う音楽活動ではございません !
ロック、ブルース、フォーク、レゲエなどの要素に“トム・カレン”オリジナルの感性がブレンドされた作品に仕上がっています♪
そんな3ndアルバム『In Plain View』に収録されている“Summerland Road”のミュージックビデオをご覧ください !
もはやサーファーの車に一枚はあるのマストアイテム♪
まだ、持っていないあなたは、次に海へ出掛けるまでにGETしておきましょう!
※おすすめのサーフミュージックはまだまだあります!コチラの記事にまとめてありますので良かったら合わせてお読みください☆
え⁉︎ こんな“Wave”見たことない・・・
ホントに存在する“Wave”なのか目を疑うような景色ですよね。
しかし、間違いなく“BONO”と呼ばれインドネシアのスマトラ島に存在する波です。
また、“海”ではなく“川”で発見されたというのもまた驚きですッ !
“トム・カレン”を含む“Rip Curl”のチームがライドしリリースされた映像がこちらです ! ↓
“トム・カレン”でさえ、人生で最長の波だったといわれる波であることから、ホントに他にないスゴい波なんでしょうね・・・f^^;
50歳を超えても今なお、新たなことに挑戦し続ける“トム・カレン”から発信されるものに、今後も驚かされ刺激をあたえられることでしょう !
そして、早くも“BONO”でのサーフィン映像に触発され、インドネシアに行きたくなった方に朗報です!
ちょうどインドネシアは日本の冬季にベストシ-ズンを迎えます♪
なので、今年の年末年始の予定がまだ決まっていない方は、早速、インドネシアへサーフトリップの予定を立ててみてはいかがでしょうか?^^