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NO SEA, NO LIFE.

近年のワールドツアーランキングを見てみると、前回ご紹介した“ガブリエル・メディーナ”を含め、ブラジル出身の選手がアメリカ勢を抑え、強豪選手が多いオーストラリア勢と上位争いを繰り広げていることが見てよく分かります!

そんな、“WCT”の舞台で目覚しい活躍を見せるブラジル出身のサーファーたちの強さの秘訣はどこにあるのか!?

その強さを探るため今回は、2017年にサーフィン中に足首を負傷するという不運に見舞われながらも見事に完全復帰を果たし、調子を取り戻しつつある“イタロ・フェレイラ”をご紹介したいと思います☆

全てはワールドチャンピオンになる為…

Italo Ferreira World Champion■生年月日:1994年5月6日
■出身地 :ブラジル
■スタンス:グーフィー

少し前のワールドツアーの勢力図は “オーストラリア”と“アメリカ”が占めていました。

しかし、2014年に“ガブリエル・メディーナ”が初めてブラジル出身のサーファーとしてワールドツアーチャンピオンに輝いたことで、その図式に変化が起こりました。

勢いを増すブラジル出身の選手に共通して言える強さの要因に“ハングリー精神”の強さが挙げられます。

それは、ブラジルが抱える決して豊かとは言えない生活環境の中で培われた精神であるに違いありません!

ただ、そうしたハングリー精神だけでは世界を制することは困難です…。

アスリートとしてのキャリアを築いていくには、サーフィンの技術だけではなく人間力が必要不可欠です。

そうしたワールドツアーで通用するブラジル選手が輩出される裏側には、実はある一人のコーチの存在があります。

それは!マーケティングのプロでありコーチである“ルイス・ピンガ・カンポス”が関係しています。

“ルイス・ピンガ・カンポス”の指導を受け鍛えられた世代のブラジル選手を“ブラジリアンストーム”と呼ばれ、“イタロ・フェレイラ”もその一人です。

では、“ブラジリアンストーム”と呼ばれるトップサーファーは一体どんなサーフィンを見せてくれるのでしょうか?

コチラは家族と共にサーフィンを楽しむ映像ですが、とてもプライベートサーフィンとは思えない完成度です…f^^;

余力を残したプライベートサーフィンでこの完成度という事は、コンテストともなると更にレベルの高い技が繰り出される事は間違いありませんので、そのサーフィンのレベルの凄さがわかっていただけたかと思います^^

未来のサーフィンは” 時々 “プール!?

Sea sometimes swimming pool?先程、“イタロ・フェレイラ”をご紹介したサーフィン映像は、最近ショッピングモール内に!?出現した事でますます注目を集める“ウェイブプール”でのサーフィンです!

今やプールと言っても泳ぐだけではなく、サーフィンが出来てしまうのです!

“ウェイブプール”が注目される理由は、何と言っても場所や時間を問わず、どこでもワールドクラスの波を作り出すことが出来るため、トップレベルのコンテスト開催やトレーニング施設として、いつでも整った環境で利用が出来ることが最大の魅力です☆

それだけではなく、イベントや用途に合わせて利用できる柔軟性を持っているため、更なる可能性に満ちています!

そんな“ウェイブプール”が、な、なんとッ!ここ日本にも建設の予定が水面下で進んでいる様なのです!∑(・Д・・)

これが実現すると、近い将来、トップサーファーたちがワールドクラスの波でサーフィンをする姿を間近で観戦することも夢ではありませんね^^

良い波選びで100倍上手くなる!?

Sea sometimes swimming pool?サーフィンにとって勿論、テイクオフの早さであったり、板の動かし方というのは重要になりますが、上達する上でより重要になるのは“どの波に乗るか?”すなわち、波を見極める観察力が重要になります。

全てのどんな波に対しても先程ご紹介した動画のようなサーフィンは“イタロ・フェレイラ”であっても出来るワケではありません…。

波の選択を間違えると持っているポテンシャルを十分発揮することが出来ないだけではなく、最悪の場合、大ケガを負うことも…!?

トップサーファーであっても最良の波を選ぶことは重要で難しいのです。ましてや初心者が波の良し悪しを判断するとなると尚更の事。

そこで、上手い人はどのような波を選んでいるのか?以下でご紹介するポイントを押さえ観察力を鍛えましょう☆

◆レベルに合ったサイズの波を把握◆

海に入ったら思っていたよりサイズが大きかった…。なんてことはよくある事なので、海に入る前に焦らず陸からじっくり観察してから入ることを習慣付けましょう!

◆割れていく波のポイントと形◆

波が一気に割れる“ダンパー”では、横に走ろうとしてもすぐにワイプアウトになってしまい何もできません。なのでまずは、横に崩れていく波を探しましょう!

◆“ピーク”を探す◆

テイクオフは波の中でも一番パワーがある“ピーク”に近いほど容易にできます。三角形の波で言うと頂点のところですね!周囲に気をつけてできるだけココを狙いましょう!

◆風向きは岸側?沖側?◆

波の良し悪しは風向きが大きく関係してきます。“オンショア(沖から吹く風)”の時は海にサーファーが少ないはずです。それは風により、波がグチャグチャになりあまりサーフィンには向いていません。“綺麗な形の波”と言われるのは“オフショア(岸から吹く風)”によって整えられ生み出されています。なので出来るだけオフショアの日に海へ出かけましょう!

以上のポイントを押さえ、波を観察してみると確かに上手い人はこのような波に乗っていることに気付くと思います。

そして、実際にGETした波は良かったのか?悪かった?かを、客観的に見返すために記録として残せたら便利だと思いませんか?

実はそんな便利でハイテクなアイテムが有名なサーフブランド “リップ・カール”から発売されているんです!

サーフィンに向いていない波で一生懸命練習してもなかなか上達に繋がりませんし、サーフィンの魅力を知ることなく諦めてしまうなんて残念な結果にもなりかねません…。

いい波を選ぶことが出来るようになった先には、必ず上達への階段が続いているはずです!諦めずにトライしましょう^^

なお、波の選び方についてはコチラの記事で詳しく解説しておりますので、ネクストレベルを目指してる方は是非お読み下さい!

With It Mind.

Italo Ferreira今回はワールドツアーで活躍する“イタロ・フェレイラ”をご紹介しました☆

ブラジル出身のサーファーでも特に注目を集めている彼は、持ち前のハングリー精神に合わせ、豊富な知識とテクニックを手に入れたことによって、まさに鬼に金棒と言った存在の選手であるに違いないですね!^^;

まだまだ快進撃が止まりそうにないです!今後も彼から絶対に目が離せません♪

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