12May
サーフィンのワールドツアーイベントで度々、一時中断やキャンセルになったと話題になりますが、その多くの理由は何だかご存知ですか?
実は“シャークアタック”が原因だとされています。周辺にサメが居るとなるとイベントに集中できるワケがありません(*_*)
実際、サメの脅威にさらされた経験を持つトップサーファーも少なくありません。
中でも、そうした実話を基に作成されたサーフィン映画“ソウル・サーファー”のモデルとなった “ベサニー・ハミルトン”は、サーファーでなくても名前を聞いた事があるのではないでしょうか?
楽しいサーフィンが一変、サメの恐怖に怯えることに・・・。
ここ日本も夏になると各地のビーチでサメの姿が確認されている事から、決して他人ごとではありません!
そこで今回は、海に潜む危険を学び、理解した上でサーフィンを楽しんでいただきたいので“ベサニー・ハミルトン”の実話も交えご紹介いたしましょう!
“Go For It!”
■生年月日:1990年2月8日
■出身地 :ハワイ
■スタンス:レギュラー
“ベサニー・ハミルトン”は、前回ご紹介した“アラナ・ブランチャード”と幼馴染で、幼少期からライバルであり、親友関係とし知られています。
そんな二人が13歳の時、いつもの様にサーフィンの練習に励んでいると…何の前触れもなく、あの出来事が起こってしまいます・・・。それは、実話を基に作られ反響を呼んだ映画“ソウル・サーファー”で描かれている通りの事です。
映画“ソウル・サーファー”に関しては以前ご紹介させていただいているのでコチラも合わせてチェックしてみて下さい^^
困難に立ち向かう“ベサニー・ハミルトン”の姿勢に勇気を貰える映画です。
ちなみに、映画だけではなく書籍も出版されています☆
うまく行かない事が続くと、つい失敗を恐れてしまいがちになります・・・。
そんな時は、映画に出てくる「人生はサーフィンに似ている、波に飲み込まれたらまた次の波に乗ればいい」というセリフを思い出し、“失敗を恐れて踏み出せない事が一番の失敗”であると気付けるハズです!
サーフィン界の殿堂入りへ☆
ハリウッドのチャイニーズシアターにはスターの手形が並びます。
サーファーも同様に「Surfers’ Hall of Fame」と称し、サーフィンのメッカであるカリフォルニアの“ハンティントンビーチ”に、歴代の殿堂入りを果たしたサーフィン界のスーパースターの手形と足形があります。
今までの功績を認められ、その名誉ある称号を“ベサニー・ハミルトン”は与えられました!
ちなみに同年にもう一人、以前にご紹介したワールドチャンピオンに3度輝いた“ミック・ファニング”へも称号が与えられました☆
二人に共通しているのは、共に逆境を乗り越え、素晴らしいカムバックストーリーの持ち主という点でしょう♪
その姿に筆者を含め、勇気づけられた方も多いので、殿堂入りも納得ですね^^
多くの人に感動と勇気を与えた“ソウル・サーファー”の公開から月日が流れ、今では二児の母となった“ベサニー・ハミルトン”の今を記録した映像をご覧ください!
ハンデを感じさせないサーフィンスキルの高さに脱帽です・・・(゚Д゚;)
これからリリースされる新作の予告編でこのスケールなので、今から公開が楽しみですね♪
Let’s!ビキニサーフィン♪
真夏のサーフィンは、先ほどご紹介した“ベサニー・ハミルトン”の様にビキニでサーフィンを楽しみたい女性も多いことでしょう。
しかし、水着でサーフィンする姿はカッコよくステキな反面、危険も潜んでいます!今一度、メリット・デメリットを理解した上で、憧れの水着でサーフィンを楽しみましょう♪
◇メリット◇
・動きやすい
最近のウェットスーツは動きやすさの面でも進化して機能性に優れていますが、水着にはやはり敵いません!
・着替えや片付けが楽
脱着のし易さはとても魅力的♪ズボラな筆者は、サーフィン後のウェットスーツを洗って…干して…というのが結構面倒に感じるので、片付けの面でもストレスフリーになるのは嬉しいですね♪^^
・解放感♪
水の感覚や温度を直接肌で感じることが出来るので、癒しを最高に感じることができます☆
これだけ見れば、水着でサーフィンをしたくなりますが、デメリットもしっかり理解した上で海に入りましょう!
◇デメリット◇
・日焼け
日焼けをしたくないと思っている女性サーファーにとって一番のネックはコレです。焼けないように小まめに日焼け止めクリームを塗り直す必要があり、サーフィン中も気が気ではなくなります…。
・体力の消耗
強い日差しは体力を奪います。広範囲に肌を露出していることで、体力の消耗もその分激しくなります。
・ケガ
海が一番混みあう夏場は他のサーファーと接触するリスクも高くなります。ウェットスーツを着ていることである程度ケガを防ぐことが出来るので、ケガの防止という意味では水着はその点劣ります。
・体温の低下
夏場でも水温が冷たく感じる事があります。体温の低下は体力の消耗に直結するのでタッパー(ジャケットタイプのウェットスーツ)を持参することをオススメします。
水着をチョイスするかは、何を優先するかで変わってくるかと思います☆
デメリットな部分を差し置いても水着を選びたくなるような、アクティブに動き回れる“機能性”があり、それでいて“可愛い”おすすめの水着がコチラです!☆
ズレない水着の代名詞と言える“Pualani(プアラニ)”は本格的なウォーターアクティビティ水着として定評があり、“機能性”“デザイン性”“着心地”どれを取っても申し分ありませんよ^^
With It Mind.
ハンディキャップを抜きにしても“ベサニー・ハミルトン”の実力は、世界のウイメンズサーファーの中でも指折りのレベルと言えます。
フリーサーフィンではパイプラインのビッグウェーブを、時にはダイナミックなエアートリックを両方難なくメイクする、数少ないウイメンズのトップサーファーとして高く評価されています。
また、コンテストでは世界ランク上位の“タイラ・ライト”や“ステファニー・ギルモア”を負かすといった快挙を成し遂げるなど、そのどこまでも勝ちにこだわる貪欲さは、計り知ることが出来ませんッ!
普通であれば立ち直れない程の出来事を経験しても尚、前に進もうとする姿を見せてくれ、とても刺激を受けますね!
勇気を与え続けてくれる“ベサニー・ハミルトン”をこれからも皆で応援しましょう☆