16Sep
サーフィンは自然の海が相手なので、こちらの都合に合わせて毎回毎回、良い波が続いてくれるわけではありませんよね?
時にはサーフィン中に海底の深さが変化して、波のリズムが突然崩れるようなセクションでも、もっとサーフィンを続けてたい!と思うことだってあります。
そんな時に役立つテクニックとして「パンピング」があります。
それほど難しいテクニックではないと言われていますが、長く波に乗り続けるためにはとても重要なテクニックです。
大げさかもしれませんが、もし大会だったとしたら、勝敗に響くと言っても過言ではないのが「パンピング」なのです!
とくに「テイクオフができるようなっても、長く波に乗れない…。」と悩んでいる初心者サーファーさんには、パンピングをマスターすることが、次のステップアップのためには非常に重要です☆
なので今回は、この「パンピング」について紹介したいと思います☆
パンピングとは!?
サーフィンをしている人が、ボードの上でパンパンパンと小刻みに飛び跳ねながら、波に乗っている姿を見たことがありませんか!?
あれは、波が厚かったり、波のパワーがなくなったり、波の斜面が緩くなったりした時に、波が掘れてくるまで繋ぎで使う「パンピング」というテクニックです。
分かりやすく言うと、「このままボードに乗っていたら沈むかも・・・」と感じ始めた時に、次に乗れそうな波に移動するまでのライディング中に使うテクニックです。決して、跳ねて遊んでいるわけではありませんよ(^▽^;)
パンピングができると、波を繋ぐことができるので、途切れることなくサーフィンを楽しむことができるんです☆
海が混雑している時などは、一度波をつかまえたら、意地でも乗り続けたいと思っちゃいませんか?(;^_^A
だからと言って、危険な行為をしてはいけませんが、スキルアップのためにも、長く波に乗れるようになるのは大事なので、サーファーにとってパンピングは欠かせない技なのです!
また、パンピングは「繋ぎ」のために使うテクニックです。スピードをつけるためのテクニックではないのでご注意を☆
パンピングの基本動作
パンピングは、波のパワーが完全になくなってから始めても遅いので、「スピードが落ちてきたな・・・」と感じたらスタートです!
①波の斜面に対して、前方に体重をかける
②前方にかけた体重の反動を使い、今度は一気に後方へ体重をかけてボードを沈める
③テールが沈むと波の浮力でテールがまた持ち上がるので、そのタイミングに合わせてパンと跳ねて波のトップ側に戻る
スピードを落とさないために、小刻みにテンポ良く①~③を繰り返すことがポイント!
プロのパンピング動画も一緒に参考にしてみて下さい☆
浦山哲也プロのパンピング↓
説明を読んでも、動画を見ても、実際に自分でやってみないと、なかなかコツはつかめませんよね!?^^;
でも、イメージトレーニングは大事です!
海に行けない日は、ぜひ頭の中でイメージトレーニングをしてみて下さい☆
ただし、道端で思わずポンポン飛び跳ねてしまったら恥ずかしいので、人が多い場所では気をつけましょう笑
本格的にスキルアップを目指すのなら、コチラのハウツーDVDがオススメです☆
サーフィン初心者はもちろん、中上級者でもタメに情報が満載です。
スクールに通わず、独学でなんとなぁ〜くやってる”なんちゃってサーファー”くらいなら、確実にすぐ抜けちゃいますよv(^^)v
パンピングをする時の注意
パンピングを見ていると、前足でノーズを海面に叩きつけているだけのようにも見えますが、実際にやってみると、それだけでは前進する力にはなっていません。
体全体を使いながら、サーフボードを前に押し出すようにしながらバンピングするようにしましょう☆
それと、パンピングは大事なテクニックではありますが、必要のない時に使うと、スピードが落ちる原因になったり、減点に繋がることもあります。
波がちゃんと掘れている時は、ターンで繋ぐようにして、正しいタイミングで使うようにしましょう☆
スケートボードでパンピング練習
サーフィンの陸上トレーニングとして、スケートボードを使う事も多いですよね^^
なのでパンピング練習も、スケートボードを使ってできます☆
①スケートボードに少し腰を落として立つ
②後ろの足に体重をかけてノーズを上げる
③前足で上がっているノーズを下ろして体重をかける
そうすると、スケートボードは前進するので、何度も繰り返し練習します。
一般のスケートボードでも練習はできますが、最近はサーフスケートボードなども販売しています☆
これからスケートボードで練習してみようと思っている人は参考にしてみて下さい↓
スケートボードで初めて練習する人は転倒する恐れもあるので、念のためにプロテクターやヘルメットも一緒に準備しておくと安心です↓
波に長く乗ることが大事☆
サーフィンをしていると、コンディションや地形によって波が変化したりしますよね^^
たとえば、せっかく捕まえた波がダンパーだったとしても、パンピングで波を繋ぎながら岸まで向かっているうちに、意外と良い波に変わったりする事だってあります。
そうなったら、あなたのやる気勝ちです♪
やはりサーフィンは、少しでも長く、最後まで波に乗りきることが大事です。
なぜなら、それが一番上達する近道だから^^
スキルアップのためにもパンピングを上手に使いこなし、誰よりも長く波に乗って、サーフィンをもっともっと楽しんで下さい☆