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海を覆い尽くすプラスチックゴミ…。魚や水中生物に及ぼす影響とは?

Plastic garbage

衝撃的な報告書が発表され、正直驚きが隠せません…。

「2050年には魚よりもプラスチック(化学繊維)ゴミの方が多くなる」という話をあなたはご存じですか!?

海に漂うプラスチックゴミは年々増え続けているのですが、そのプラスチックゴミが魚の量を上回るかも!?というニュースが波紋を呼んでいます。

一体どういう事なのでしょうか!?

あなたは何を思う?

これはインドネシアのバリ島で撮影された水中映像です。

「世界各国が相当積極的にリサイクル政策をしない限り、2050年には海に住む魚よりもプラスチックゴミの方が多くなってしまう」というのですが、このゴミの量を見たらもう他人事ではないですよね!?

厳密にいうと「総トン数」で計算されているので、「数」というよりは「重さ」が上回るという言い方が正しいですが、これは本当に気を付けなければいけない事です!

映像の途中にはマンタが泳ぐシーンもありましたが、その周りもものすごいゴミの量ですよね!?Σ( ̄□ ̄;)

インドネシアの島々は赤道直下~南にあり、主に「南赤道海流」という大きな海流が当たるのですが、太平洋からインド洋へと抜ける大きな海流が直に当たるので、インドネシア近海は時にものすごい流れが発生する事もあります。

また、インドネシアは島々の形から「海流をせき止めるダム」とも言われます。これらの要因から漂流物も一際多いのでしょう!

実は私もバリ島のマンタポイントでダイビングをした事があるのですが、確かに漂流ゴミは結構多かったです…(◞‸◟ㆀ)

この動画ほど多くはなかったんですが、潜っているとどうしても目についてしまい「ちょっと嫌だな…」と思ったのが本音です。

漂流ゴミの誤飲・誤食

プラスチックは便利で使いやすい反面、とても丈夫で分解しにくいという点もあります。

海の生き物たちが誤って食べてしまい死に至るという話もよく聞くと思いますが、誤飲・誤食の1番の原因は何だと思いますか?

代表的な例としては「カメがビニール袋をクラゲと間違えて食べてしまう」という説です。

カメは雑食なので、海藻やサンゴなど本当にいろんな物を食べます。その中にはクラゲも入っているのですが、ビニール袋とクラゲを間違えてしまうというのはよく聞きます。

こうした「見た目」が影響していると言われていました・・・がっ!

実は最近の研究で見た目よりも「ニオイ」に原因があるという事が分かったのです!!

これは藻類から発せられるジメチルスルフィド(DMS)と言われるにおいに反応して小魚や鳥が集まってくるのですが、この藻類はプラスチックゴミにも付着し繁殖していきます。

繁殖した藻類が死んでしまってもニオイだけはゴミに付着して残るので、そのニオイにつられてゴミを食べてしまうという訳なのです。

日本のゴミ問題

世界的に問題となっている漂流・漂着ゴミの問題ですが、国内でも当然影響はあります。

日本では地域によって流れ着くゴミの種類が大きく異なるのですが・・・例えば2014年発表のデータ結果を見てみましょう。

茨城県神栖市、石川県羽咋市、兵庫県淡路市、山口県下関市、長崎県対馬市、鹿児島県南さつま市、沖縄県石垣市の全国7か所の海岸でモニタリングをした所、全体の6~9割はプラスチックゴミだったという結果が出ています。

また、その中で「ペットボトル」に関しては製造国の識別も実施しています。

それを見ていくと、沖縄県石垣市では約8割が中国のもの。日本海側の山口県下関市と長崎県・対馬市では韓国のものが3~5割、中国のものが2~3割。太平洋側の鹿児島県・南さつま市や茨城県・神栖市では7~8割が日本のもの。瀬戸内海ではほぼ全てが日本のものというデータが発表されてます。

よく「中国のゴミが多くて困る!」という声を聞きますが、実際に中国のゴミが多いのは沖縄県のみと言えます。

もちろん、もっと多くの場所で観測をしたら結果は違うかも入れませんが、このデータは5年間に渡るデータを参照にしているので、傾向としては信頼できるデータと言わざるを得ません。※(参考資料:環境省HPより)

「海流」と「風向き」が影響しているという事は…

沖縄の島々は中国・韓国・台湾といった国が近い事と、海流・風向きの影響でゴミが多くなるのでしょう。

一方で外部からの海流少ない瀬戸内海では、日本のゴミが圧倒的に多いのも頷けます。

では逆に「日本のゴミもたくさん漂流している」という事を考えた事はあるでしょうか?

実は東日本大震災があった後、アメリカ西海岸やアラスカ州には震災による(と思われる)漂流物がたくさん流れ着いたという話がニュースにも取り上げられました。

天災によって漂流してしまったものは仕方ないのかもしれませんが、もちろん震災以外の漂着ゴミもたくさんあると聞きます。

日本から出たゴミは風や海流に乗って他の国へと流れ着いてしまうという事も忘れてはいけません。「中国の人はこんなにゴミを捨てて・・・」と言う前に、私たちも気を付けないといけませんね…。

ビーチクリーンに参加しよう!

できる事ならビーチクリーン(海岸清掃)などにも参加してもらい、漂着ゴミの現状を知ってもらうのが1番です!

ビーチクリーンについてはコチラの記事で解説しています。ぜひ合わせてお読み下さい!
 ⇨ビーチクリーン活動に参加しよう!サーファーなら海への恩恵も忘れずに!

しかし、場所や時間的に参加できないという方は「ゴミのポイ捨てはしない」「ちゃんとゴミの分別をする」など、普段からもできるごく当たり前の事から始めましょう!

将来子供たちにゴミだらけの海なんか見せたくないですよね?

小さい事かもしれませんが、1人1人がほんのちょっと意識する事が大事だと思うので、できる事からやっていきましょう!٩( ‘ω’ )و

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