30Oct
子供も大人も始めやすいマリンスポーツ「ボディボード」
他のマリンスポーツに比べて道具が少なくリーズナブルで、世界でもすごく人気のあるマリンスポーツの1つです。
ボディボードに寝そべって波乗りするのが、一般的な遊び方。
ですが、もっともっと楽しい遊び方があるんです!
周りの人と差をつけて、一味違った遊び方をしてみませんか?
きっとあなたの波乗りのプロに近づけますよ(^^)
まずは基本のおさらい
海でよくボディボードで遊んでいる人を見かけます。
「あれ?ビート板じゃないよね?」なんて乗り方をしている人もちらほら…
私はサーフィン派なんですが、恥ずかしながら今年はじめてボディボードに乗りました。
中古で安い板を購入したんですが、これが結構楽しくて…
サーフィンに比べて、比較的小さな波でもスイスイ波乗りできるのが魅力的。
来年以降は本格的に練習しようかな、なんて思っています^^
私事はさておき…f^^;
ボディボードの基本の姿勢とは一体どんな感じなんでしょうか?
まず、ボードの上に寝そべるのは皆さんご存知だと思います。
この寝そべり方にポイントがあるんです!
まず「ボードの中央にちゃんと横たわる事」
前後左右に少しでもズレがあると、バランスが取りづらくなるので注意してくださいね。
私は前に乗りすぎて、ボードが波に押され、頭から海にダイブ。
海水に揉まれ、ぐちゃぐちゃになりながら、一回転。
水が鼻に入って痛い。
回転して自分が今どこにいるのかわからない。
今年、3回くらいありました…(><)
水圧に負けないように「ボードをヒジできちんと固定すること」も大切です。
ヒジがボードからはみ出さないようにボードの先端(ノーズ)の両サイドを握ります。
ヒジは90度くらいに曲げて、上半身を起こし、胸を張って目線は前に向けておきましょう!
一見簡単そうに見えるこの姿勢ですが、波に揺られバランスが取りづらい中、
ずっと基本姿勢をキープしておくのは正直結構ツライです。
事前にイメージトレーニングして、体に染み込ませておくといいと思います。
テイクオフ
始めはここからのスタート!
テイクオフができなければ、その先はなにも始まりません。
波が来るタイミングでフィンでキックし、推進力をつけて波に乗ります。
サーフィンと違い、最終的に立つ動作がない分、ボディボードはテイクオフしやすいです。
私のボディボードの初乗りは「え?こんな簡単なの?」っていうのが正直な感想でした。
波の前で待っていれば、自然と波が押して、波乗りさせてくれますからね。
ただ、パドルの仕方でで最初からスピードを出しておくと、さらにパワーが増します。
テイクオフするために全身を使って良いコンディションに持ち込むことが大切です!
写真のようなビッグウェーブに乗れたら、気持ちいいでしょうね♪
来年あたり、サーフィン兼ボディボード遠征でも行こうかな、と密かに計画中です(^^)
波乗りテクニック
テイクオフができれば、あと応用のみです。
いろいろな技ができれば、周りから間違ってもビート板に見られることはないです!
【ボトムターン】
陸に向かって波乗り→ターン→沖に向かって波を超えていく技です。
重心移動・バランスが大事で、常に海面にボードが面していなければいけません。
進行方向を定め、きちんと目線を向けること。
あとは、スピードがないと波に押されてしまうので、テイクオフの失敗は許されないです。
【カットバック】
波のパワーが弱いところまで走り、180度ターンでまたパワーの強いところへ戻る技です。
この技があれば、沖から陸までノンストップで波に乗り続けることができます。
こちらも目線を進行方向に向けて、体重移動・バランスが大切になります。
【ドルフィンスルー】
ボードと体を波の下に潜り込ませて、波をくぐり抜ける技です。
ドルフィンスルーを習得できれば、沖まで出るのも簡単になります。
肘をまっすぐにして、全身の力を使ってボードを沈めます。
ノーズ(ボード先端)からテール(ボード後方)まできちんと押し込むことが大切です。
【エルロロ】
ボディーボードを浮かせ、空中を一回転する技です。
ボードの底を波の崩れそうなタイミングで当てて、波と一緒に回転します。
波の反発の力を使うので、体の余分な力は抜いて、波に身を預けた方がいいようです。
【スピン】
波の上をくるくると回るスピン。
波の進行方向に回るのがフォワードスピン。
逆に回るのがリバーススピン。
体重移動とバランスはもちろん大事なのですが、フォワードスピンの場合は波の力がほとんどです。
回り始めだけ頑張れば、あとは波が自然とボードごとスピンさせてくれるでしょう。
ボディボーダーいわく、この技ができれば楽しさが倍増するそうです。
ボディーボードは魅力満載!
まだまだボディボードにはたくさんの技がありますが、習得していくと自分なりの新しい楽しさが発見できると思います!
周りから「アッ!」「おっ!?」と言われるような、自分の得意技を一つ持っておくだけでも何か違うかもしれません。
もっとボディボードの魅力を知って、プロに近づいてみてくださいね♪^^